劇場公開日 2017年7月28日

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「「宝探し」の意味が分かったあああああーーー!!」君の膵臓をたべたい(2017) remブラントさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「宝探し」の意味が分かったあああああーーー!!

2017年8月5日
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remブラント
まことさんのコメント
2017年9月4日

一ヶ月程経ってからの何気に眺めていた「選択」の末にこのコメントを拝見しました。こんな深い解釈を知って...恥ずかしながら泣いてしまいました。ここまで深く感じることができる貴方にも感動です。素晴らしいコメントをありがとうです。

まこと
remブラントさんのコメント
2017年8月6日

たぶん二回観たからだと思います。
自分はミスチルファンで、元々は主題歌目当てで行ったんですけど(原作は一応読んでました)、1回目は正直初めて見る浜辺美波ちゃんの可愛さに悶絶して、ストーリーを追う事しか出来ませんでした。
だから泣く時も皆さんが泣くポイントで泣きましたし、それなりに感動して楽しめました。が、原作で気に入っていた共病文庫の最後のページが12年後の遺書に回されていたりと、多少変えられていたので戸惑いました。
「宝探しみたいで!」という最初に仕掛けた伏線をあんなにあっさり回収して終わりでいいの?と少し思いました。
だけど、二回目をじっくりと見たらそんな単純なことではないと分かりました。
桜良の家で春樹が星の王子様を手に取るカットや図書室でおめかしした桜良が何かを書いているシーンなど、その全てが最後の宝探しに集約されていて、何だか原作よりも複雑で深いと感じました。
結婚式のシーンは、桜が散っても次の季節がやって来るように、前へと進まなければならない恭子や春樹を印象付けるのに不可欠だと思いました。
あと、関係ないかもしれませんが、主題歌を作ったミスチルの桜井さんが制作ドキュメントの映像で「真夏のひまわりでは意味がなくて、暗がりで咲いてるひまわりだからこそ意味がある」と言ってバンドサウンドでもそれを意識的に表現しようとしていたところが凄いと思いました。
桜良は周りから見ると真夏のひまわりのように燦然と輝いている存在だけれども、春樹から見た桜良(本当の桜良)は病気という暗がりの中で一生懸命に咲いて、輝きを放つひまわりだということかなと私はhimawariを聴いて感動しました。

remブラント
ハクタカさんのコメント
2017年8月6日

こうやって、原作にもない部分を、意地悪な批評やイタズラなネタバラシにせず、とてもあたたかいメッセージとして、プラスに想像することができるあなたの感性って、とってもとっても素敵ですね。

こういうとこにコメントするのは初めてなのですが、強く共感できたので。
そうだったのかもしれないなって思いました。
ありがとうございました。

ハクタカ