「美しい作品でした」君の膵臓をたべたい(2017) シナモンさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい作品でした
お若い方が読まれる文庫(というのは偏見かもしれませんが)が原作ということで、娘に誘われて、たいして期待せずに観賞。
良い意味で期待を裏切る作品でした。
現在と過去あったことを繋ぎ合わせていくという演出も違和感なく、ノスタルジックで美しかった。
恋と自覚する前に対象を失った初恋も、時をこえて繋がった想いも、ありふれた話…といえばありふれた話かもしれないが、辻褄の合わないところがない物語と、丁寧に紡がれる言葉にひきこまれました。
個人的にはぎらぎらしていない小栗旬さんがとてもよかった。
いままであまりいいイメージがなかったのですが、素晴らしい役者さんだと思いました。
コメントする