「アントニン・レーモンドの系譜」人生フルーツ そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
アントニン・レーモンドの系譜
都会での生活がどこか好きになれなくて去った。
田舎で仕事をさがして、古き家を改築し太い柱を見上げ、草刈り機で夏に草を刈る生活になった。
幸いに、果樹が何本か植えられた土地もついている。
一時期、なん苗もの花を買い植えた。
イングリッシュガーデンがすきで、英国のバラを取り寄せて作ったこともあった。
建築家のアントニン・レーモンドを知ったのは、そのころだったと思う。
軽井沢の夏の家が有名。ぼくが見たのは六角形のホールみたいなスタジオの設計。
いい家だなと思った。でも、どこへ行ったら見られるのか知らない(笑)
いまは、放ったらかし。そんな草地を週末ひとまわり歩くのが、息をするようなたのしみのひとつになっている。
密をさしに蜂がたくさんやってくる木の下に早春に福寿草の花がたくさん咲くのが、冬の終えた土地に住む楽しみになった。
いまは会社が忙しい。いつかぼくが会社を退職したら彼らの雑木林の生活をしたいと思っている。
幸い、畑の広さもあるし広い家もある。
それに自慢の不満の多い妻もいる(笑)
やすらかに。
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