LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門のレビュー・感想・評価
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実にハードボイルド
前作「次元」と同じように前後での構成です。
相変わらずハードボイルド路線で、最初から最後まで全部が格好良いです。
原作よりの粗めのタッチが物語にとても良く効いていて、観ていて気持ちが盛り上がります。
絶妙なキャスティングの作品を観ている時のような感じなんですね。
そして前作もですが適役が魅力たっぷりなんですね、今回もすごいのが出てきました。
またタイトルにあるように血吹雪が多めです、不二子以外は皆血を流していたんじゃないでしょうか?さらに皆すごく痛そう。
尺は短いのですがその密度がすごく、とても楽しめた一時間でした。
そして今回、物語の背景となる「謎の組織」は全く見せてこなかったので、続編作る気満々なのでしょう。
次の主役は銭形なのか、ルパンなのか、次の発表が楽しみでなりません。
かっこよかったです
よかった
間の取り方が凄い
観てきました。
かっこいいだけ
さて、単刀直入に言うと
「かっこいいだけ」でしたね。
ホークとの対決がこの作品の中心なんですけど
石川五右衛門は初めてホークと戦うときは逃がし 二回目はぼこぼこにされます。
ここで五右衛門は修行の日々ですね。痛い痛い修行です。常人なら100回は死んでいる修行。
次元曰く「新手の自殺手段」なわけですが
修行を通してホークに対抗する手が身につかないまま憔悴している五右衛門になんちゃら組が殺しに来ます。
そこで五右衛門が覚醒するんですね。 ←え?
ここです。ここでストップ はい?覚醒?
なぜ?どうやって?これが気になってもうついていけなくなりました。
ホークとの対決も制します。手をばっさばっさ切って。(ネタバレになるから言いませんが、この映画の後半は手首をまるでネギのようにばさばさ切っていきます。)
かっこよさはあったんですが、覚醒の根拠というか、そこが欲しかったなあ。
自分の〇〇を乗り越えたとか。五右衛門の過去について着手しても良かったような。
点数はしいてつけるとしたら?55点。
もしかして聖●士?
なかなかビターな作品に仕上がっている。ただ、鳳凰幻魔拳と幻朧魔皇拳を必殺技にもっていくとこは、少年漫画的なのかなと(汗) とにかく、頭が吹っ飛ぶ、腕が脚がもぎれる、真骨頂は腕が剥がれて、解剖図みたいな状態になっていても、闘う。スプラッタ-ものとしての内容も驚きだ。斬鉄剣と斧が武器なだけに、まるで野菜を切るかの如く、獲物をさばくさばく・・・確かに、今までにないルパンシリーズではあるけど、厚みがない感じだなぁ。TVでやっていた峰不二子のパートの方が面白かったかな。
ただ、作画自体は漫画に似せてて良かったと思う。銭形の荒々しさはあの作画だからこそ映えるしね。
五ェ門に焦点を当てたスピンオフ映画
ルパン好きの主人の付き合いで、鑑賞して来ました。若かりし頃の五ェ門に焦点を当てたスピンオフ映画で一時間と内容は短いですが、私的にはかなり楽しかったです。画が綺麗・声優が良い・展開もスピーディーで退屈する事なくあっという間に観終わってしまいました。テレビでは流せないようなグロいシーンもありますが、普段は無口な五ェ門が良く喋り、若さ故の未熟さとか挫折。挫折からの成長。それがあっての今の五ェ門に繋がっているのが知れて、よりルパンを愉しく観ることが出来そうです。焦点は五ェ門ですが、おなじみのルパン・次元・不二子・銭形も活躍しており、皆かっこ良い!!とても見応えのある作品だと思います。悪役の『バミューダの亡霊』ホークが人間でない位強過ぎて、中盤まで勝ち目が無いのではとハラハラしましたが。。ね。
渋い
五ェ門が渋い、格好いい
最低限の知識でオッケー。誰もが知る石川五ェ門の、誰も知らない真実。
【賛否両論チェック】
賛:戦いに破れた石川五ェ門が再び立ち上がり、最強の敵に挑んでいくまでの姿の端々が、現在の五ェ門の在り様へと繋がっていくのが興味深い。上映時間も短めなので、気軽に観られる。
否:思いのほかグロいシーンがあるので、苦手な人には向かないか。
戦いに破れ、その剣客としての精神をも打ち砕かれてしまった石川五ェ門が、その最大のピンチをどう克服していくのか、注目です。
そしてその中で、当初は風貌も斬鉄剣も現在とは異なっていたものが、徐々に今のものへと変わっていく理由にも、
「そんなことがあったのか・・・」
と、思わず驚かされます。個人的には、斬鉄剣に鍔がない理由が印象的でした。
ただ、腕や首が斬り落とされたりする等、描写は結構グロい部分があるので、それだけがたまに傷です。古き良き世界観を楽しみたい方にオススメです。
もっと長いと思っていた。
映像化の志は素晴らしいと思うが、そのフォーマットはどうにかならないものか。60分弱の上映時間なのに、前篇後篇とわざわざ分ける意味がわからない。
それはともかく。
高橋悠也脚本、小池健監督は「ルパン三世」を完全に手の内におさめた感がある。2016年に放送されたTVシリーズで、高橋悠也が脚本チームのトップを担っていて、その世界観が出来上がった。
敵に魅力的なキャラクターを設定できるのもそれゆえである。
バミューダの亡霊ホークは、「アルプスの少女ハイジ」や「フランダースの犬」に出てくるじいさんとそっくりで、オープニングではそのイメージを踏襲するようなシーンまで用意されている。
このあたりもなかなか侮れない。
このチームで、「LUPIN THE ⅢRD」の90分くらいの本格的長編映画を観たいものである。
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