劇場公開日 2017年4月1日

  • 予告編を見る

「【”白いスズランの花には毒がある。そして、わたし以外、幸せになるのは、許さない。”美少女達の、華やかでどす黒い秘密の花園と、狂気の宴を描いた作品。】」暗黒女子 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”白いスズランの花には毒がある。そして、わたし以外、幸せになるのは、許さない。”美少女達の、華やかでどす黒い秘密の花園と、狂気の宴を描いた作品。】

2023年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

ー いやあ、怖かったなあ。ストーリーも練り込まれていて、ナカナカ宜しい。-

■多くの令嬢が通う女子高で、文学サークルの会長・白石いつみ(飯豊まりえ)が謎の死を遂げる。
 サークル内の誰かが殺したという噂が立つなか、会長を引き継いだ澄川小百合(清水富美加:敢えてこの名で記す。)は定例会を開催。
 部員たちは「白石いつみの死」をテーマに自作の物語を朗読し、互いを告発しあう。

◆感想

・出演女優さん達の顔ぶれが凄い。清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ・・。2023年でも、主役級の方ばかりである。

・そんな彼女たちが演じた、美しき美少女達が抱える心の闇を、毒々しくも美しい世界観で、ミステリアスに描いているのである。

・因みに、”わたし以外、幸せになるのは、許さない。”は、当時のフライヤーに掲載されている言葉である。絶妙である。

<いやあ、怖いですねえ。あんな闇鍋は食べたくないなあ・・。一番怖かったのは、勿論会長を引き継いだ澄川小百合である。
 ニッコリ微笑んで、アンナ事をしてしまうのだから・・。>

NOBU