プラネタリウムのレビュー・感想・評価
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姉妹の運命をほのめかす冒頭がもったいない
物語の大部分は、降霊術ショーでフランスに来ていた米国人姉妹が、プロデューサーに出会って映画作りにかかわっていく波瀾万丈の経緯を描く。ただし構成上は、冒頭でそうした時代を経験したあとの姉が、知人と遭遇して過去に言及し、そこから時間を遡って本筋がスタートするという、一種の回想形式になっている。この冒頭部分の会話とムードで、姉妹の行く末がわかってしまうのが個人的にはもったいないと思った。
長編3作目のフランス人女性監督レベッカ・ズロトヴスキは、美しい印象的な映像を得意とし、テーマ性よりは雰囲気先行という感じで、「フランスのソフィア・コッポラ」と呼ばれているのも分かる。
オカルト要素に期待をかけすぎると、肩透かしの気分を味わうかもしれない。どちらかというと、マイノリティーや異端者が味わう苦悩や疎外感に重点が置かれている気がする。
たとえそれが偽りでも
過去に、レンタルで観ました💿
今イチ全貌がつかみにくい内容でしたが⋯結局姉妹はペテンだったのでしょうか❓
姉のローラを演じたナタリーは、今回は成功するべく野心にあふれる性格。
対して妹のケイトは、浮世離れした感じがあるもののどこか神秘的な雰囲気。
ローラに超能力がないのはわかったんですが、ケイトは⋯思い出せません😅
2人を側においておくコルベンも、周りからは冷ややかな目で観られてましたね😥
ラストは、ちょっと考えさせられる結末でした🤔
一見、女性から見た助兵衛なク●ジジイの話にみえる。 屁理屈こねて、...
一見、女性から見た助兵衛なク●ジジイの話にみえる。
屁理屈こねて、まるで文学でも語るように分かりにくく表現するのが、フランスの映画なのかなぁ?
主演女優として、ヌードも中途半端なのだから、女優としての覚悟までは出来ていない。そんな作品と判断でできる。テーマがそう言った話だけに、彼女のヌードは必要だったんじゃないだろうか?
顔に傷がある者同士の年齢を超えた恋愛?まさかね。
鏡にユダヤ人に対するヘイトを書いたのは、何事もなかった様にその文書を消した女性と理解すれば、そういったヘイトな感情が、フランス人にもあったと理解でき、その点がこの映画の主題か?と感じる。
ネタバレ
『孤児院は救われた?』窓の外は人工の星。救われた訳では無い。つまり、本当の星の下では悲劇はあったし、それは今でも続く。
その様に解釈する。しかし、屁理屈をこねなくても。見ている者がある程度分かるように演出すべきだと感じた。
ウトウトしながら、見終わった。
一点だけ欠けている。かつての被害者が現在は加害者に転じている。公開年が六年前だから、現在起こっている紛争は実際には起こっていない。しかし、紛争の兆しはずっと以前からある。ホロコーストにあった民族としてはそこまで描くべきだと感じる。勿論、それは、僕の考えだが。
タイトルなし
全く意味がわからないし、終始暗い。降霊師の姉妹がセレブな映画プロデューサーに認められ、豪邸に住まわせるようになるが、プロデューサーはユダヤ人として、逮捕され、妹も病院送り。姉のナタリー・ポートマンは生き残り、女優を続ける。
【美しき霊媒師姉妹の魅力に取り付かれた映画製作プロデューサーと、彼女達との関係性を1930年代フランスを舞台に描き出す。】
■主要登場人物
1.ローラ・バーロウ(ナタリー・ポートマン):聡明で野心家
2.ケイト・バーロウ(リリー=ローズ・デップ):自分の独自の世界を持つ
-この二人は、降霊術ショーを生業としてアメリカからフランスにやってきた。”中世以降、降霊術はヨーロッパを中心に頻繁に行われていた。-
3.映画製作プロデューサー兼経営者コルベン
-彼女たちの降霊術に魅入られた、彼は彼女達と”ある体験をし”、スピリチュアルな世界に徐々に嵌って行く・・。ー
そして、自らスピリチュアルな映像を使った映画製作に乗り出すが・・。
劇中劇の挿入の仕方は余り上手くなく、上記3人と関係する人々の関係性、そしてコルベンがポーランド籍である事を暴露され、会社経営人達から、糾弾される場面やその時代背景もきちんと描かれていないので、分かりにくい。
<だが、今作の魅力は虚業を生業とする、ナタリー・ポートマン、リリー=ローズ・デップが演じる姉妹が纏う儚さや、彼女たちの当時の衣装が醸し出す独特の雰囲気であろう。
虚業に魅入られたコルベンの姿は哀れではあるが、彼自身が囚われた後もスピリチュアルな経験を信じる姿。一方でローラ・バーロウ(ナタリー・ポートマン)が獄中の彼と対峙するシーンや、自ら役者として新たな道を踏み出す姿が印象的でもある。
リリー=ローズ・デップは当たり前であるが、6か国語を話すと言われているナタリー・ポートマンのフランス語が久しぶりに聞けた事も少し、嬉しい。
起承転結がはっきりした映画ではないが、そこはかとない哀愁を漂わせる映画である。>
ナタリーポートマンとリリーローズデップ だから観たけどよくわからな...
ナタリーポートマンとリリーローズデップ
だから観たけどよくわからないお話だった...
2人の美しさが勿体なく感じる作品
うーん
ナタリーポートマンの才色兼備がうかがえる。
ジョニーデップの娘は今後どういった位置で
活躍してくのかなぁというところかな。
ストーリー自体は女性向きかなぁ。
ファッションも素敵です。
妹のある姉の私が見るのも、理解はできるが
降霊術ってところが、取っつきにくい。
偽物降霊術やりながら姉妹が人を騙して
世界を渡る話だったら、笑って楽しめたかも!
1930年代頃のフランスを舞台にしたフラットな映画
美しい映像、美しい言葉たちが散りばめられた、とにかくフラットな映画。
風と共に去りぬとか、アメリカ映画に触発されてフランス映画ももがいていたのかな?とか思ったり。
とりあえず、ナタリーポートマンかむっちゃ綺麗なので、その部分だけオススメ!
Nポートマンのお尻は拝めるが
なんだかよく分からない。
プラネタリウム?星空は出てきたけども…
リリー=ローズ・デップ は正に天真爛漫。
コルビンの軍服に秘密があるのか?
第二次世界大戦でポーランド系でユダヤでってドイツじゃなくフランスでも迫害が?
霊感など無いってことね。姉妹2人で生き抜く為の方便というか妹に強烈な共感力の能力があると。美人薄幸は決まって白血病ね。
女優として開眼するおねいさん
ポスターのバスタブのシーンは無いに等しく完全に嵌められた。
エロを期待しても超常現象を期待しても見世物のカラクリを期待してもダメダメ
内容がよく分からない
除霊の話?幻覚の話?姉妹の半生の話?
キャストが気になって観ましたが、内容がよく分からなかったです。
フランスが舞台の話だったのですが、難しかったです。。
ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが美しかった。
芯が掴めなかったのは、己の無知ゆえか…
主演の二人が観れたらそれでいいや、とあまり期待せず(失礼)に観ました。
思っていたより悪くなかったです。
ただこの映画のキモがなんなのか、さっぱりわからなかった。
ユダヤ関連の話なんだな?…というのはなんとなく感じたのだけれど…
自分はこの作品が成立する前提をそもそも知らないなぁ、という印象です。
なんか勿体無い。
スピリチュアル関連だと思って観ると、全然楽しめないと思います。
ナタポーが出てるがハリウッド映画じゃない
二時間ですべてを語るハリウッド映画と対極をなす作り方で、観てすぐ分かったと言える人は相当な映画通だと思います。
ベルナール・ナタンをモデルにしたコルベンという人物が出ていますが、Wikipediaでもパテというフランス映画会社を建て直しクロワドゲール勲章を受賞したあとアウシュビッツで消えたユダヤ人の一人という情報しかなく、この映画の中でのエピソードも架空のものと思われます。またナタポーとリリーローズデップという美人姉妹を降霊術に使うという点に釣られた観客も多いと思われますが(オレです)そのシーンは障りでしかないです。
そんなナタポー&リリーエクスプロティションな本作ですが、まず、画面が劇的に美しいため、劇場で観ることをオススメ致します。
また、もう一人の主役である、エマニエル・サランジュ演じるベルナール・ナタン(劇中ではコルベン)については映画史上の謎の重要人物であることは間違いないので、レベッカ・ズロトヴスキ監督の今後の活躍によっては、大きく株を上げる一作になるはずです。
映像美
ナタリー・ポートマン、リリー=ローズ・デップどちらもとても美しく、背景と共に、魅せる場面は多かったです。
しかし、内容はスピリチュアルと戦争の暗雲とした雰囲気を上辺だけ触れた様な、地に足つかず、フワフワした内容だったので腑に落ちない気持ちで映画を見終えました。
内容より女優を観たい方には価値のある映画だと思います。
蛇足ですがエンドロールの終盤にBGMが途切れていたのになんとも言えない哀愁感がありました…。仕様かどうかは知りませんが。
記憶を夢に変化させるのは難しい
ナタリー・ポートマン、リリーローズデップを
観るだけでも十分満足出来る作品。時代背景の設定されてる事で話がわかりやすくなっているのが、やや残念なんだけど、現代に視点を置いたり、様々な要素がふんだんに散りばめられてる。俳優陣最高です。
まぁナタリー好きな私は大満足です。
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