劇場公開日 2017年2月10日

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マリアンヌのレビュー・感想・評価

全169件中、1~20件目を表示

3.5Unrealistic as Historical Thriller but Entertaining

2021年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

The later films of Robert Zemeckis certainly haven't become any less cartoony than the Back to the Future Days. This plot of a Mr. and Mrs. Smith spy couple in WWII is led skillfully enough by Pitt and Cotillard that we hardly have to take its story with a grain of salt. Predictable but engagingly watchable. As a Nazi hunter it's this decade's Black Book. Sand storm sex scene is an eye-roller.

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Dan Knighton

4.0ゼメキス史上最も“愛”が色濃い作品

2017年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

ロバート・ゼメキスと言えば、VFXの活用が得意なビジュアリストという印象。この作品でも、たとえばオープニングの落下傘降下するブラピの脚と背景の砂漠をとらえながら上昇するカメラの対比的な動きであったり、砂嵐が吹きつける狭い車中で愛し合う二人の周りを延々と回り続けるカメラであったりと、意匠を凝らしたショットに思わずニヤリ。

しかし、今回のドラマの核になっているのは、ブラピとマリオン・コティヤールが演じるカナダ空軍諜報部員と仏レジスタンス女闘士の愛だ。ゼメキス監督が男女の愛をここまで丁寧に描いた作品は過去になかった(敢えて挙げれば「フォレスト・ガンプ」に悲恋の要素はあったが、ガンプの数奇な人生がメイン)。今や60代半ばのゼメキス、年相応に心境や関心対象の変化もあるのだろう。

余談ながら、ナチスと戦うブラピは「イングロリアス・バスターズ」(09)、「フューリー」(14)と最近頻度高いよね。

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高森 郁哉

3.5タイトルの時点でネタバレ?

2024年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ALLIED
the Alliesで連合国つまり、ドイツやイタリアを敵に戦った同盟関係を表す英語らしい。the Allied Forcesは連合した軍隊=連合軍のこと。
でも、直感的にはa lieが含まれる、「嘘の関係」を連想させる。利害が一致する同士が手を組んで行動する関係を表したタイトルだろう。

それを、日本語タイトルで「マリアンヌ」にしたのは、失敗じゃないかと思う。

そのままのタイトルでは何のことだか伝わりにくいし、固い日本語で「ニセモノの愛」とか「欺く関係」みたいな表現も難しい。いかにもヒットしなさそうな感じで、しかたなく「マリアンヌ」にしてお茶を濁した感じがする。

でも、このタイトルを選んだ時点で映画の内容は、どうしたってマリアンヌの正体にフォーカスしていることが判明するわけで、予告編で二重スパイかも知れない妻に苦悩するブラッド・ピットの様子もうかがえる。

彼女が何物かを疑ううちに訪れる悲劇。ここまでは、予告の段階で明かされている。だとすれば、結末は「二重スパイが発覚し妻が殺される」「二重スパイではないが悲劇的な運命」しかないだろう。「疑いが晴れました!めでたしめでたし」だけは絶対にないのである。そこまで分かってしまっている映画を、身構えることなしに誰が見るだろうか。ラストの衝撃が薄まる。ネタバレに近いミステイクだろう。

主演の二人の演技は素晴らしい。

ゼメキスの円熟の演出は「語らない」ことで背景を見せようとする方向にシフトしているようだ。

砂漠でクルマの中で愛し合う二人を砂嵐が包み込む様子は、誰も見てないうちに、偽りの関係が本物らしくなり、砂に埋まってしまい抜け出せなくなることを暗喩したものだろう。偽の夫婦を演じるために愛し合う様子を「見せる」彼女なら、きっと夫をだますのも簡単だろう。そう思うと、どんどん怪しくなっていく。

説明のセリフが極端に削り取られているのも、最近のゼメキスの好みなのだろう。

マリアンヌが赤ちゃんに歌っている子守歌は「猫の子守唄」といい、ストラヴィンスキーが1915年頃に作曲したもの、1919年にウィーンで初演されたそうで、フランス語にも翻訳され、親しまれていたそうだ。ということは、彼女の出自がこの通りだと考えていいんじゃないだろうか。ロシア系のフランス人だと。
劇中にあるように、天才的に人を欺くのが上手いことでドイツ軍に拾われ、レジスタンスの戦いで戦死した本物のマリアンヌになりすましたのだろう。生きていくために。

ブラピが演じるマックスも謎の多い主人公だ。カナダ空軍の所属で猛特訓したフランス語はひどいケベック訛りということと、高度な戦闘訓練を受けていることだけは、劇中のアクションで想像できる。これも、説明しないことで想像に任せるという設定なのだろう。

「ドク?デロリアンをタイムマシーンに改造したの?」なんていうセリフは、逆さにして振ったって今のゼメキスからは出てこない。

アクションも抑え気味、俯瞰でとらえたものが多く、空襲の中逃げまどう人のなか行き場もなく出産する場面や、にじむ窓越しに墜落する爆撃機がどんどん近づいてくる場面など、昔の彼ならもっとハラハラドキドキのド派手な演出にしたんじゃないだろうか。

哀しくて、純粋な愛の形、「愛してる、ケベック人」とフランス語で別れを告げる彼女に、「アイラブユー」と英語で返すブラピ。どしゃ降りの中、ブラピが流す涙は雨まじり。美しい別れを描いた、いい映画だった。

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うそつきかもめ

4.0良かった

2023年7月12日
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ブラピ最高でした!

最後の娘がよちよち歩きをする姿が忘れられません。

色んな夫婦の愛があるよね。

映画最高!

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もふもふ

4.0雨の愛別離苦の泣き顔よ。

2023年4月6日
PCから投稿

大まかに二部構成。
ストーリー的には簡単なおはなし。
それでも飽きずにテンポよくみられるのは、
監督のビジュアルワークと、
主演2人が長編視聴に耐えうる美男美女だから。

象徴的なビジュアルは、オープニングの落下傘や、
砂嵐での愛。そして名作をオマージュした衣装。
でもロバートゼメキスがホントに巧いのは、
小道具や目線の動かし方。

初めて会ったスパイ同士、
100%信用してはいない(?)心の揺れが
鏡越しの後ろ姿に表されている。
そして、この映画のテーマとも言える
象徴的なセリフ
「感情は偽らないの。だからうまくいく」

見事二人でミッションをクリアして、
やっと訪れる安息の暮らし。
Vセクションから声を掛けられるまでは…

覚悟はしていたが、
突然訪れる過酷な現実。
ハ方手を尽くすが、
逃れられない悲劇の現実。
無理を承知の逃避行。
雨の軍飛行場。
自らの手でこの悲劇は終焉を迎える。

泣き崩れるブラッドピット。
愛別離苦の苦悩の表情。
このブラッドピットの表情は
見たことがある。
「セブン」のラストシーンだ。
奇しくも両方雨のシーン。
愛した人との悲しき別れ。

(映画的には)よくある物語を、
ここまで刺激的に、情緒的に、
描き切った名監督名俳優による
良作であった。

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にゃろめ

4.5とても緊張したラスト30分

2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラッドピット扮する諜報部員マックスヴァタン中佐は、マリオンコティヤール扮する初めて会ったマリアンヌと組んでドイツ大使を暗殺し落ち延びた。その後ふたりは愛し合い結婚、空襲の最中に娘を産み落とした。しかし、マリアンヌがドイツのスパイとの疑いがかかりマックスは72時間以内に結論を出さねばならなかった。
同じスパイといえど、マリオンコティヤールほどの美人であれば恋に落ちるのは当然かもね。劇的な展開でラスト30分はとても緊張したね。なかなかドラマチックで引き込まれたよ。

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重

5.0さすがはロバート・ゼメキス監督作品

2023年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

本作は撮る監督により180°観方と後味が変わると思う。重い題材でもロバート・ゼメキス監督が撮るとおとぎ話的な雰囲気になるのが不思議だ。個人的には、本作はロバート・ゼメキス監督がベストオブザベストだと思う。
本作については何を書いてもネタバレになってしまうのでコメントに困るが、主演俳優の豪華さだけでなく、重く切ないストーリーをきれいで明るい映像とスタイリッシュなテンポで描いたことにより、さらに心に残る作品になったと思う。日常と非日常を行ったり来たりするストーリー展開が、切なさに拍車をかける。
ラストシーンでの上官とのやり取りもグッときた。

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いけい

3.5【切なすぎる結末。涙なしには観られない(子を持つ親なら特に)】

2022年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

・2016年公開のアメリカのロマンティック・スリラー映画。
・映画[バック・トゥ・ザ・フューチャー]の監督「ロバート・ゼメキス」さんがメガホンを取られた作品です。
・第2次世界大戦中の1942年、工作員のマックス(ブラピさん)は、カサブランカにてフランス軍レジスタンスのマリアンヌと夫婦を装ってドイツ大使の暗殺任務を遂行する。任務中に恋をした二人。やがてマックスはマリアンヌをイギリスに呼び、本当の夫婦となり子を授かる。子供が間れて間もなく、軍はマリアンヌにスパイ容疑をかけ、それを暴く協力をマックスに行う。マリアンヌがスパイなど信じられないマックス。彼女がスパイでないことを証明するために動き回るマックスだが・・・ という大枠ストーリー。

[お勧めのポイント]
・工作員マックス、レジスタンスのマリアンヌの鮮やな任務遂行能力がカッコよい
・美しい夫婦と幸せな家族像が魅力的
・切なすぎる結末。(子を持つ親なら特に)涙なしには観られない
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【工作員マックス、レジスタンスのマリアンヌの鮮やな任務遂行能力がカッコよい】
・暗殺任務を遂行するまでに夫婦を装う二人。多少疑われても、鮮やかに切り抜けるさまがカッコよすぎます。
・「(学者なら)化学式を書いてほしい」と突然ドイツの将校に質問されたとき、マックスがかつて尋問されたドイツ兵を暗殺するとき、「カサブランカでは男は屋上で寝るもの」を徹底する夫婦の姿、その一つ一つが鮮やかに違和感なく任務として遂行されていく。ちょっとしたヒヤリもありながら、テンポよく任務遂行に向かっていく様は圧巻でした。

【美しい夫婦と幸せな家族像が魅力的】
・無事マックスとマリアンヌが結ばれ、子供が生まれ、幸せ過ぎる時間を過ごす3人を観ているだけで心地よい。
・起承転結の「承」が穏やかで、それでもダレずに観れる作り。安定感の凄い映画です。

【悲しすぎる結末。(子を持つ親なら特に)涙なしには観られない】
・起承転結の「転」以降が目が離せません。観客はマックスと同じ視点で鑑賞します。つまり、マリアンヌはスパイなんかじゃない。でもどこかで、スパイかもしれない、と疑ってしまっている深層心理。この共感が凄いです。
・その上で、行き着く結末。
・序盤では全く分からなかった「マリアンヌ」というタイトルの意図。それが一気に波のように心に押し寄せてきます。
・今となっては「子供がいない状況の自分が観ていたらどんな反応だっただろう・・・」はわかりませんが、少なくとも子供がいるからこそ、かなり高い共感度で涙がポロリと出てしまいます。そんな切ない結末でした。

【総じて]
・「ある工作員家族の物語」として、「ただそこにある」感じの映画です。
・パッと一回目を鑑賞した印象だと哲学的な何かを感じたわけでもなく、私自身の実生活に何ら影響を与えるものではありませんでした。笑 それでも、序盤から終盤まで様々な感情を揺さぶってくれる、小説をじっくり読んだ時のような満足感を与えてくれた作品でした。ありがとうございました。

#洋画 #アメリカ映画 #ALLIED #マリアンヌ #2016年 #ロマンティック・スリラー #ロバート・ゼメキス監督 #ブラッド・ピット #マリオン・コティヤール #ラフィー・キャシディ #涙なしには観られない #切ない物語 #カッコいい夫婦
#全体3.6 #物語3.6 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.6 #映像3.6 #音楽3.5

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3104arata

3.0戦時下のラブロマンス

2022年9月25日
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鑑賞方法:VOD

もう少しサスペンスが強めかな、と勝手に思い込んで見ていたら違っていました。
戦時下の情報工作員同士の悲恋に焦点を当てているので、ロマンチックな作品をお求めの方にオススメします。
ブルネットのヘアカラーにビシッと決めたスーツや制服姿がとてもカッコいいブラッド・ピットは当時52歳とは思えない映りで、ひょっとすると美肌加工?との噂があったとこちらの記事で読んで納得しました。(フィクション作品なのでアリだと思います^ ^)

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SpicaM

4.0おもしろかった、

2022年8月14日
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鑑賞方法:VOD

前情報なく見たけど、ストーリーもわかりやすく、ハラハラもあり、おもしろかった。

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けい

4.0妻がスパイ ありふれたストーリーかも でも最後の10分はよかった ...

2022年6月22日
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妻がスパイ
ありふれたストーリーかも
でも最後の10分はよかった
3点
そしてマリアンヌの圧倒的な美しさで1点

あとエンディングスタッフロールで余韻を味わったところでのsingsingsingがいい感じ

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carlos

3.5激動の展開ではないけれど

2021年9月21日
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鑑賞方法:VOD

戦渦の愛の物語。

愛の物語と書くとラブロマンスっぽく聞こえるが
穏やかな愛ではなく、
かといってサスペンスやアクションが強いわけでもない。
状況が状況なだけに、仕方が無いが、切ない。

前半、2人が現役のパートはかっこよく爽快で
ミッションの最中、冷静さと情熱が混ざる演技には
一気に引き込まれた。
中盤からは後半の感情移入を強めるための準備パートといった感じ。

最後のブラピの悲壮感漂う顔の演技がとても印象的だった。
感情表現は豊かでなく、表情を崩すことのない役だったが、
最後で堪えきれず崩すところに
観ていてぐっと心を掴まれた。

後味が極端に悪い作品でもなく、
通して飽きずに満足度の高い作品だった。

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ちか

4.0衣装と切ない物語が素敵

2021年8月22日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

萌える

暑いモロッコでブラッド・ピットが着る麻のスーツや
凛々しく着こなすカナダ軍の軍服。
マリオン・コティヤールの紅リップも
ハードなカーゴパンツとネックラインが綺麗なシャツの組み合わせなど、衣装が素敵〜♡
物語は想像していたものとは違う展開で進み
飽きることなく2時間楽しめました。
ブラッドとマリオンと演技、
特に目で語るシーンが印象的で素晴らしかった♡

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はるみ

4.5完璧な男女の恋から、完全なる愛へ ただ一つ、2人を囲む環境は完璧で...

2021年8月18日
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完璧な男女の恋から、完全なる愛へ

ただ一つ、2人を囲む環境は完璧でなく、残酷なものだった‥

2人の深い愛を感じた。

故に辛すぎた。

ブラピの泣き顔の辛いことよ‥

それでも最後まで強かったブラピに敬礼。

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Daichi Kitakata

3.0時代に翻弄されるラブストーリー

2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ブラピが好きなので観ました。
制服姿が更にカッコイイです♡

物語は案外平凡ですが、主人公たちが魅力的なので見ごたえのある映画になっていると感じました。
愛は勝てるのか!?
恋愛映画が好きな方にはお勧めだけど、「Mr&Mrsスミス」の方が私は好き。

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Jo

4.0ラブロマンス・アクション

2020年9月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 パラシュートで砂漠に降り立つという、冒頭から見応えのあるアクション。会った瞬間から偽装夫婦を演ずる2人。暗殺のためのパーティもトランプを使った賭けに応じたおかげで参加できて、見事にミッション遂行。フランス語の訛りのためケベック人と呼ばれるマックスであったが、その後もずっとケベック人と・・・

 イギリスに渡ってからはドイツ軍による空襲が何度も彼らを襲う。第1子のアンは空襲の最中に生まれた。セクションVと呼ばれる部署で、ある日突然呼び出されたマックス。ドイツ軍への暗号解読によって彼の住む家の付近がスパイの暗号発信地となっていて、真っ先に妻のマリアンヌが疑われると告げられた。偽の情報を与えて、それがドイツ軍へと連絡されるかどうかテストされるはめになったのだ。

 スパイの嫌疑もかかる妻と子を守ろうとする男ブラピ!愛する子を守るために命令に従っただけなのに・・・愛。久しぶりにゼメキスの当たりの作品だった。

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kossy

4.5家族愛

2020年8月24日
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泣ける

冒頭はよくあるスパイ映画だと思ったが、最後の40分くらいで事態が急変し主人公が家族を守るためにいろいろ行動するのがカッコいい
最後の手紙がガチで泣ける
ちなみに泣いた

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チュンチュン堂

4.0この脚本家は世界一かもしれない

2020年8月18日
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このネタはありそうでなかったんではないだろうか?あったとしても成功作がなかったんじゃないだろうか?こういう珍しいネタの作品をものにするというのは脚本家にとってとても大きな喜びであろう。そしてこれは実によくまとまったオリジナル脚本だ。前段後段に分かれたストーリー構成が成功の原因だと思う。また全体的にはロマンスの部分と戦争スパイのサスペンスの部分がうまく織りなされており 流れ的にもバランス的にもとても良い。こんなの素晴らしい脚本を書いた脚本家の事を誰も言わずに監督のことだけ言うのはちょっと不公平な気さえする。脚本家はスティーブン・ナイト。彼は良い作品をいくつか書いている。是非チェックしていただきたい。
監督のロバート・ゼメキスはバックトゥザフューチャーとリアルスティールしか印象になかった。調べてみるとこちらもまた優れた作品がたくさんあった。これからチェックしていくのが楽しみだ。

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タンバラライ

5.0今年最高のラブストーリーです。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

一点のゆるみもない見事な脚本で、二人のスパイの愛(あるいは愛に似て、愛とは異なるなにか別物?)の行方を描いています。

スパイであるがゆえに、常に疑い合わねばならない二人。
でもね、男というのは、愛してしまった女を本能的に守ろうとするもの。
そして女というのは、愛する子供を全力で守ろうとするもの。

だからこそ、哀しいのです。

この映画は、結末を知った上でもう一度観てみると、まったく違うものになるのかも知れない、そんな予感を感じました。
それでもなお、男が掴もうとしていたのは、女の愛だったのだと思うのですが。

細部まで行き届いた作品で、小さなエピソードですら……、たとえば車のエンジンを掛けるだけのシーンですらも、エンディングを際立たせるための魅力的な伏線になっていました。

なお、原題のALLIEDは「連合国軍」という意味です。
第二次世界大戦のお話なので。

ですが、「同類の/似た者同士の/同じ穴のムジナの……」というようなニュアンスもあり、この映画にふさわしい意味を掛け合わせた良い題名だと感じます。

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お水汲み当番

4.0よい映画を観た

2020年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラッド・ピットの映画は大体観ているが、これは未鑑賞だった。というよりもこんな映画知らなかった。前半、中盤、後半と映画の雰囲気が変わり、しかも整合性がとれている。観る人を飽きさせない見事な作りだと思う。古き良き時代の映画と今のSFXが融合したといえばいいか。ブラピを観るために観始めたものの、途中からは共演のマリオン・コティヤールの演技に引きこまれた。よい映画を観た。

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みんも