「悲劇」マリアンヌ KUさんの映画レビュー(感想・評価)
悲劇
時代設定が二次大戦中なのだが、登場人物の衣装や行動、車や建物など、かなりしっかり作り込まれていたおかげで、世界観がリアルで説得力のあるものになっていた。
途中まではトントン拍子で進む2人の恋愛、そして結婚生活なのだが、後半はそれが一気に引き裂かれる悲劇に一転する。前半まで幸せなムードを見せられてから落とされるので、心理的ダメージは大きい。これもゼメキス監督の演出か。
ただ、マリアンヌの手紙で終わるのはいいのだが、戦争が終わった後のマックスと娘の生活をもう少し描いて欲しかった。
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