「戦争の冷たさと悲しさ」マリアンヌ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争の冷たさと悲しさ
改めて戦争の冷たさと悲しさを見せつけられ、そして涙した。
普通じゃ目立つこと間違いない美男と美女が工作員であることの違和感は相当なものではあるけれど、その強烈な主演二人に魅せられ惹きつけられ、リアルな戦争の中の高尚なラブストーリーが成立していたように感じた。
二人の愛に感情移入してしまうと、簡単に殺されてしまうドイツ人への悼みが湧き起こらないわけで、殺し合いに解決策など皆無だと思い知らされる。
主演二人の見事な演技を基調として、人の心に強烈に何かを残すラブストーリーであった。
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