「ブラピの表情がすべて」マリアンヌ むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラピの表情がすべて
はじめはゆっくりと、しかし、途中からストーリーが急展開。加速していくので、しがみついて見進めていくことに。俄然面白くなっていきます。
砂嵐の車中で愛を紡ぐシーンはこの映画の二人を象徴しているようで名シーンと言えます。この他ところどころいいなと思えるシーンが出てくるのはロバート・ゼメキス監督の力量。さすがですね。
マリオン・コティヤールの様々な表情が素晴らしく、本当の心をわかりにくくしているため、本当に二重スパイなのかどうなのか、ブラット・ピットの愛する人を信じたいという強い気持ち、焦る気持ちがヒシヒシと伝わってくるし、家での疑心暗鬼な気持ちで接するシーンなど、ドキドキ感あり息をのみます。特にラストのブラピの表情は極上の演技力を見せてくれます。これを見れただけで満足でした。
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