ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
全277件中、241~260件目を表示
観客も息を潜めます
息が止まりそうな迫力!
『ドント・ブリーズ』面白かった!!
超お勧め。色々アイデアの
新しさを感じさせますねぇ
盲目の退役軍人のおじいちゃんは
モンスター並みにこわかったです!
ただ、ゾンビや、エイリアンみたいな意味での
化け物を見るような目では観れなかったです。
やはり、普通の人と同じ人といった目で見ていたので
早く死ね!とはあまり思えませんでした!
そういった意味では、とても新鮮な感触の映画でした。(ただ、とはいえおじいちゃん結構サイコなところもありますが)
日本でいうところの、座頭市相手に普通の人が闘いを
挑んだら、こんなことになるよね!……
と想像しちゃいました。
いずれにせよ、映画マニアの中では今後
語り継がれていく作品のひとつではあると思います。
野性的な恐怖
・脚本、演出等
退役した盲目の老人の一軒家に強盗しようとする若者たちの話。まず、この話、簡単に思いつきそうで思いつかない。
普通、強盗の被害者は弱い立場なはずだが、強盗が逆に返り討ちに合ってしまうという構図。これだけでも面白いのだが、更に盲目という設定を加えることで他のサスペンス、スリラー等では観れない状況を描写できる点が本作の強み。
話の内容のわかりやすさ、設定のリアルさのせいか、主人公と同じ目線で老人の動向を恐る恐るうかがわざるをえない。盲目の老人との気配の探りあいが秀逸。
カメラワークも上手い。家の構造を活かした闘争シーンには目が離せないのと同時に、ホラーとは別の野性的な恐怖を感じた。
話の展開に意外性や一貫性もある一方で、飽きさせないシナリオになっている。
また、結末も斬新。海外のスリラー系統の作品には珍しい、観賞後にジワジワ残るような感覚が得られた。
・演技
特に老人役の俳優の演技が良い。
・音楽
息をするなというタイトルにふさわしい曲。静かで不気味な感じ。ただ、エンディングはもう少しソフトなほうがバランスがよかったと思う。
・全体的に
このようなジャンルで、ここまでリアリティを欠くことなく恐怖を持続させられるものを作れるのは評価できる。20年に一本というだけのことはあると思う。
→追記
ただ、全体的に狭くて暗い。何度も観たくなるような作品ではない……
最狂じじい
サム・ライミ製作
面白い恐怖映画
ドント・ブリーズ(息を殺せ!)の題字通り、息をすることができないほどの怖さを味わえる映画です。
映画を見る前は88分のこの作品はちょっと短いかなぁって思っておりましたが、映画の導入部分が終わったところから、映画の最後までずっとドキドキされられっぱなしだったので、映画が終わるころにはヘトヘトになっていました。こんなのが120分とか無理だわ。88分でもおおいに満足いたしました。
主人公側(強盗側)の気持ちになって息を止めながら見るとより恐怖感が味わえて楽しいです。
恐怖映画として斬新なものではないのですが、上質の恐怖を味わえるということで怖い映画が好きな人は是非見てほしいと思います。
万人受けはしないので星を減らしましたが、エンタメとして上質であり、恐怖映画が好物の人には勧められるということで星4つです。
日本の失敗<(`^´)>
88分間の作品だけど、継続する緊迫感がエンディングまで途切れず楽しめた。
単なるパニック・ホラー映画の枠に留まらないカメラワーク。
映画の見どころである地下室からの脱出時に真っ暗な中で手探りの攻防が繰り広げられるシーンは、
暗くなった後の瞳孔の変化がしっかりと見られてゾクゾクした。
老人も強盗もしぶとくて、形勢逆転の繰り返しが非常にスリリング。
『息も出来ない』タイトルの通り、叫び声が殆どないホラー映画、というところも凄く凄く印象強かった。
しかし、最終的には日本の配給会社による宣伝がこの映画の見どころを狂わせ、
ツッコミどころをわざと生み出してしまっているとしか言いようがない と感じた。
交通事故で愛娘を失い、多額の示談金を受け取り単身暮らす盲目の退役軍人の家に強盗に入る3人組。
しかし強盗は上手くいかず、脱出も不可の状況に。
そしてたどり着いた地下室で、家主の異常性を目にする事になる。
果たしてこの老人の家から無事に脱出する事は出来るのか--
…というストーリーだが、宣伝では「家主は聴力ぱねぇ。スピードぱねぇ。しかも異常者!」というポイントが強く推されている。
実際に観てみると、ここは非常に大袈裟で、話の筋すら曲げてしまっている。
金を盗もうとし銃を向けた人間を抵抗して殺すのは当然。
金を持ったままの強盗を、家から出すまいとするのも当然。
盲目の人間が耳を頼りに聴力が集中するのも至極普通の事であるが、宣伝程突出した聴力は無いように見える。
聴力を頼りにした行動でもミスを犯すシーンも見られるし、何度か「別に異常レベルじゃなくね?」と疑問を抱かされた。
速度については「超早い!!さすが軍人!!」みたいな場面は無かったし、
どちらかといえば銃を持って押し入った強盗から金を取り返そうとする盲目のマッチョ老人vs浅はかな子供達 という映画。
地下室の異常性については、子を持つ親の気持ちとして一切理解に及ばないとは言い切れないような…。
どちらかと言えば、感情移入は逃げる強盗よりも老人寄りw
日本の宣伝広告を見ず、作品から入った方が恐らく数倍も楽しく観られますよ。
全277件中、241~260件目を表示