「ちょいとお粗末な出来だなあ、、、」アサシン クリード ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょいとお粗末な出来だなあ、、、
原作のゲームはシリーズを数本やっています。
映画化され予告編を見て、「まあまあ良くできているんじゃね?」と楽しみにしていました。
が、
蓋を開けてみるともう少しなんとかならんかったんか?という点が色々と見られました。
原作を尊重しているという点は評価できますが、オリジナルのストーリーの為に、途中で「?、?」とよくわからない点が非常に多い。
知らない人が見るとアニムスって?と絶対になるでしょw
主人公の死刑までの流れが全く出てなくて意味が分からない。わかっている人たちがどんどん話を進めていく。
アニムスのシンクロのシーンはまあ良しとして、アサシンの動きに合わせて動く動く、そしてワンシーン事に「しっかりシンクロしていますよw」とご丁寧に切り替えてくれる。
「そういうのはいらないんですよw、アサシンの流れる様なアクションだけでいいんですw」
それにゲーム通りに建物の壁を飛び移ったり、ロープの上を全力で走ったりw
そんな所はリアルに再現しなくてもパルクールで上手に、華麗にアクションを見せてくれればいいんですよw
目玉のイーグルダイブもゲームではとんでもない所から飛び降りる爽快なシーンですが、映画では大画面にもかかわらず合成された映像なんでいまいちスゲーとならない。
アサシンの仲間ができたが、いったい誰なのか?よくわからないw
しかもコロッと死んでしまうwなんなんだ?w
最後もなにやらよくわからずグダグダと悪役を始末して終わってしまう。
ゲームの様な引き込まれるストーリーもなく、ただただ中途半端な家族のお話と微妙に加工された映像で主人公の動きに重みを感じることが出来なかった。
とはいえアサシンの装束に身を包みこんだ映像はやはりかっこいいし、500年前のスペインの独特な映像は見ごたえがあります。
どこかの国の工作員の様に手にVXガスを塗って、相手に塗り付ける等ではなくアサシンブレードや弓、ナイフ等を使って華麗にスマートに始末していく様子は非常に爽快でスカッとします。