「SF映画なのか歴史映画なのか」アサシン クリード 弐番さんの映画レビュー(感想・評価)
SF映画なのか歴史映画なのか
原作は2までプレイ。
まず、彼らは暗殺者であるにも関わらず大っぴらに活動しすぎな点に疑問を抱いた。「闇に生き」っつってんだから少しは夜のシーンも入れなさいよ(比喩表現なのは知っている)
映像はカッコいいし、音楽もなんかハンス・ジマー感があってグッときたし、役者の演技もイケている。でも退屈な映画に仕上がったのは、映像的な緩急が感じられなかったせいではなかろうか。ずーっと同じようなテンポのアクションを見せられて途中で飽きてくる。
人物に感情移入も出来ない。苦悩や葛藤といったものがそれほど見られず、かといってぶっちぎった何かがあるわけでもない。
すべてが半端。ミヒャエル・ファスベンダーが「三部作だよ」と語っていたが、残り二つもあるのかと思うと厄介な人と知り合ったような気分になる。
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