「SF闇鍋」GODZILLA 怪獣惑星 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
SF闇鍋
アクション多めの大衆エンタメ作品
シンゴジラのあとで、ハードルのめちゃくちゃ上がったゴジラ映画を作るという
なかなか挑戦的な作品である
方向性としてはゴジラをよりハードSFよりに仕立て
シンゴジラとは異なるアプローチでゴジラを演出している
声優さんも豪華、3DCGで日本のアニメーションを実現、音楽もよい
欠点とみるか、作品の最も評価すべき点と捉えるかは人によるが
まぁなにせ設定がてんこ盛りでやや難解
この手の作品が好きならわかると思うが
敵性生命体に追われて地球外へ恒星間航行は「シドニアの騎士」と既視感を覚えるし
年寄りを口減らしに船外へ、なんてのも割とよくあるネタ
SF闇鍋感がすごい(褒め言葉)
個人的には悪くない
演出は赤点、怪獣映画で対比物となるビルやら人間やらわかりやすいものがないので、過去最大のゴジラと言われてもピンとこない。
歩いてビルや家屋壊してなんぼのゴジラが、鈍重でバリア付きのビーム砲台では倒してもカタルシスがない
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