「突如地上に現れた怪獣に滅亡の危機に晒された人類のもとに故郷の星を追...」GODZILLA 怪獣惑星 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
突如地上に現れた怪獣に滅亡の危機に晒された人類のもとに故郷の星を追...
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突如地上に現れた怪獣に滅亡の危機に晒された人類のもとに故郷の星を追われ放浪する異星人種エクシフ、ビルザルドが飛来、彼らの進んだ科学知識を結集して怪獣と戦うがゴジラを倒すことが出来ず、入植可能な星へ移住すべくアラトラム号で地球を離脱する。20年後、タウ星eへの入植に失敗したアラトラム号はこのまま入植可能な星を探索するか地球に帰還するかの選択に迫られる、という触りだけだととてもゴジラとは思えない導入部分ですが実際全然別物。これでもかとブチ込まれた分厚いSF考証、昆虫のようにブチ殺される兵士達、まるで『スターシップ・トルーパーズ』の続編かのようなハードSFアニメになっています。両親をゴジラに殺され復讐心を滾らせるハルオ大尉、エクシフの神官でハルオの理解者メトフィエス、ハルオの幼馴染でメカに強いユウコ曹長他キャラもきっちり立っていて90分の尺でガッツリ燃える見せ場まで一気に描く異色作。エンドクレジットの後のワンカットはただでさえ独創的な物語をよりカオスに誘うサプライズに満ちていますが、次作のタイトルは『GODZILLA 決戦機動増殖都市』。もはやどんな筋かも見当がつきません。
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