劇場公開日 2017年11月17日

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「新たな世界観。人類とゴジラの、生き残りを賭けた死闘!!」GODZILLA 怪獣惑星 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0新たな世界観。人類とゴジラの、生き残りを賭けた死闘!!

2018年1月21日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:故郷を追われ、宇宙を漂流していた人類が、一縷の望みをかけてゴジラとの戦いに挑んでいく様に、悲壮感と生きる希望を垣間見るよう。
否:そもそもの設定や強引な展開等、ツッコミ出すとキリがない。

 日本人にとっては非常に馴染みの深い“ゴジラ”。本作では、そのゴジラによって人類が地球を追われるという、衝撃の展開が描かれます。深淵の宇宙を漂いながら、絶望に苛まれる人類の苦悩が、主人公のゴジラへの深い憎しみが発端となり、やがて「ゴジラを倒し、地球へと帰還する」という微かな希望へと変わっていく姿が印象的です。
 そして、そんな人類の先遣隊を前に、悠然と立ちはだかるゴジラの破壊神としての姿もまた、自然を壊しながら現代を生きる人類に警鐘を鳴らすかのようです。
 物語としてはかなりツッコミどころはありますが、それを指摘するのは野暮というもの。存亡を賭けた人類とゴジラの死闘を是非ご覧下さい。

映画コーディネーター・門倉カド