「エンドロールで帰らないように」GODZILLA 怪獣惑星 uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールで帰らないように
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今度のゴジラの強さ、絶望感。これはもう半端ない。人類は多大な犠牲を払ってゴジラを倒すが、その後に現れるさらに巨大な絶望。これこそ破壊神ゴジラの面目躍如というものでしょう。とはいえ、虚淵さんだし、三部作だし、まぁそうでしょという展開で驚きはない。
エンドロールの後に、ゴジラ討伐作戦を主導してゴジラにフルボッコにされた主人公が、地球残留組の人類の末裔と思われる少女に救出されたと思われる場面が現れる。絶望感が売りの虚淵シナリオだが、今回は初めから絶望感全開で始まったので、最後は希望で締めてくれるのかなあと次作以降の展開に期待。
映像的には、長年の漂流生活で人も宇宙船も疲れ切った様子がよく表現されていたが、感情表現では通常の手描きアニメに負けているように思った。もっともそれは通常の手描きアニメの真似をしていないからなのであるが。
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