うさぎ追いし 山極勝三郎物語のレビュー・感想・評価
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志の高さと執念に脱帽
日本のガン研究分野に、世界的先駆者がいたことを初めて知った。
その志と執念の強さに脱帽です。志の潔さにも胸を打たれます。
ある意味、淡々と進行する作品ですが、なかなかに引き付けられました。
飼育日記
癌の発生に関する研究であることに間違いないけれど、うさぎの飼育と結核の苦労話に終始している感じで、研究内容に対するインパクトがいまいち。
決してつまらなくはないけれど研究の凄さが伝わらなかった。
上京時の俳優陣の演技には難もあったけど、もう少し引っ張らないと…いくらなんでもメインキャストに学生時代の役は無理があるし、時代がわからなくなる。
うさぎ追いし
映画レビューに投稿するつもりでしたが、hei-heiさんの投稿に対する「コメントに投稿してしまいました。
hei-heiさん御免なさい。
「うさぎ追いし」の映画を観させて頂きました。内容的には大変良くて、感銘を受けて観賞をしました。しかし、一点だけ気になる点がありました。映画の中で「山極勝三郎は、日本で最初にノーベル賞の候補に挙がった。」と表現されていましたが、日本で最初にノーベル賞の候補に挙がったのは、北里柴三郎です。誤った内容で上映を続けるのは良くないと思います。いったん上映を休止して、映画の修正をしてから上映をするべきだと思います。
山極勝三郎物語
大きな展開はなく生涯を坦々と映してゆく。
ただし、前半は彼の風貌や人柄をネタに小さな笑いを重ね、後半は結核に侵されながら研究する鬼気迫る姿で涙を誘って行く。
泣き笑いがあり楽しかった。
伝記「山極勝三郎物語」として見に行くなら楽しめると思う。
人工ガンを世界で最初に作りながら、アジア人という理由でノーベル賞が与えられなかった事実を、山極勝三郎はあまり気にしていない。 映画を見て救われた気分になった。
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