「ホットドッグ食べたい」ソーセージ・パーティー フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
ホットドッグ食べたい
面白くて下品な作品
シャッカスやサウスパークのようなノリのギャグ満載で好きな人なら終始笑っていられるが不謹慎に感じてしまう人は全然笑えない作品だとおまいます。
面白ければなんでも有り、悪乗りしまくりでバカですが何か?的な姿勢の作り手の熱量が半端ではないので、観客もバカが感染してしまい上映中はある程度楽しめるはず。
英語のスラングやネタが豊富なので理解できない点も多々あるが、話自体は単純なので最後まで飽きずに見れた。
ただ、鑑賞後自分は少し後悔した。
この作品の下品さゲスさの、友人、知人に「ソーセージパーティー見たよ」と話しずらい・・・
よほど気心知れた間ならいざ知らず、普通の程度の友人には知られたくない恥ずかしさがある。
自分の見た劇場では常連(見覚えのある顔)が多く、彼らが場内から出てきた時「あの人こんな作品見るんだ~」的な事を思ってしまった。そして自分も思われるのだろうなと被害妄想してしまった。
作品の熱に浮かされるのはいいが、冷めた時の後悔を覚悟して鑑賞すべき。
劇中セリフより
「誰も見てないのになぜ天国を信じる?」
未知の世界に対して悲観するか楽観するか、どちらも大事だが目を逸らすことだけはできない。自分の運命は自分で決めるしかない。
希望が有るか無いかなら、有ることを信じたいと思った。
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