「ひとりが万民のために尽くせば天下は栄える」関ヶ原 重さんの映画レビュー(感想・評価)
ひとりが万民のために尽くせば天下は栄える
劇場で観て以来三回目かな。岡田准一扮する石田三成は、秀吉の世で終わらぬ戦を憂えていた。秀頼の父親は石田三成との噂もあった。暴君秀吉であっても太閤が亡くなれば秩序が無くなるから三成は忠誠を尽くした。理不尽な世の中を無くしひとりが万民のために尽くせば天下は栄えるを旗印とした。また犬として有村架純扮する伊賀者発芽が地味ながら登場。小早川秀秋らを取り込もうとする役所広司扮する老獪な徳川家康に挑む。純粋過ぎる三成は旗印にこだわった訳ではあるまいが、ひとりよがりだったのかもしれないね。
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