「【誰もが知っている”関ケ原の戦い”を徹頭徹尾細部まで拘りを持って描き出した歴史大作。原田眞人監督の執念さえ感じる作品。】」関ヶ原 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【誰もが知っている”関ケ原の戦い”を徹頭徹尾細部まで拘りを持って描き出した歴史大作。原田眞人監督の執念さえ感じる作品。】
ー 近年の邦画で、ここまで事実にかなり忠実な本格歴史大作が公開された事はない。(断言する。)ー
1600年9月15日 の6時間の闘いに至る経緯を、見応えの在り過ぎる、様々な戦国武将達の駆け引きを含めた数々の人間ドラマをきちんと描き出した事で、物語の深みを写し出すことに成功した作品。
これだけ、壮大な物語を良く2時間29分に収めたな・・、というのが正直な感想。
原田監督、自らが書き下ろした脚本の力であろう。
原田眞人監督が、司馬遼太郎の分厚い、全三作の「関ケ原」を底本としながら実に分かりやすく、エンターテインメント作品に仕上げた歴史大作。
今作の50頁の読み応え十二分のパンフレットが”あっという間”に売りきれた事も良く覚えている。
<2017年9月2日 劇場にて鑑賞>
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しゅうへいさんのコメント
2019年11月22日
NOBUさんへ。
コメントありがとうございます。
共感いただき嬉しいです。
「決算!忠臣蔵」のように、これまでに無い視点から描くというのもありでしょうが、やはり映画でやるならば、スペクタクルが炸裂する合戦シーンのある時代劇が観たいです(笑)
パンフレット、私も買いました。めちゃくちゃ読み応えがありました。