「撮影現場に立ち会いたい」新エイリアン 最終繁殖 MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)
撮影現場に立ち会いたい
ザ・未公開映画。もちろん「エイリアン」の最新作ではない。たまに間違える人がいるのが驚きだが、一度も観たことが無い人は分からないのだろう。
若者の更正を目的としたキャンプで、未知の恐ろしいエイリアンと遭遇し、バタバタと人がやられていくというストーリー。更正も何もあったもんじゃないが、ストーリーはあって無いようなもの。
舞台が広大な荒地なのだが、なぜエイリアンがそこを狙ってやって来たのか、そういう事は語られず、あくまでも一般的な目線で、「侵略者」という扱いとなる。ひとりで侵略しても無駄の様にも思えるが、意外とハイスペックなエイリアンであり、殺した相手のDNAを模倣出来るのか、馬などの身体的特徴の利点のみを吸収しているのである。体はロボットのようなメタルであり、銃などでは対処出来ない存在だ。
この設定はかなり好みだった。
面白いか面白くないかであったら後者の方だが、和気あいあいとした撮影現場が目に浮かぶ、微笑ましい作品だ。 こんな感じで、劇場未公開映画で、タイトルが「エイリアン~」だったり、「~オブ・ザ・デッド」だったりするとついついレンタルしてしまうものだ。
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