劇場公開日 2017年10月7日

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「何でも好演の菅田将暉」あゝ、荒野 前篇 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5何でも好演の菅田将暉

2020年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ボクシングは私の大好きなスポーツ。
役者がやると、ロッキーのようにホンモノのボクシングに見えず「やっぱり難しいよなぁ」と諦め加減で観る。
まぁ、それもあり。
でもここに出てくる役者達は、おそらくしっかり観るに耐えられるボクシングの基礎を学び、実践出来たなと思えた。

お勤め帰りの菅田将暉さん。
何があったか、これからどうなっていくのか、それがボクシングを通じて更生し、リベンジに向けた戦いが始まる。
いつも怪しい役どころのユースケが中々いい人で、ここを観ていて気持ちがいい。
他のキャストもここはこの人という文句なしのハマり具合がこの映画の成功要因だろう。

ボクシングの世界観は、泥臭く底辺からの這い上がりとイメージされるが、センスでズバ抜けた選手や、財力・人脈の強いプロモーターやジムの力によるとこも多く厳しい世界だ。
個人的にあしたのジョーよりがんばれ元気のボクシング漫画が大好きだったので、こういう泥臭いストーリーは好みだ。

上映時間は長めだが後編も観たくなる良作。

零式五二型
kossyさんのコメント
2020年12月29日

俺もボクシング映画は好物ジャンルです。
日本映画では最近になって増えてきたのかなぁ~
ボクサーがそのまま演じている邦画で言えば赤井英和の『どついたるねん』が思い出されます♪

kossy