「伝わる熱量」あゝ、荒野 前篇 Rubysparksさんの映画レビュー(感想・評価)
伝わる熱量
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ヤンイクチュンの顔を見るたびに涙がでそうになる。菅田将暉が人気あるのがこの作品で初めてわかった。このコンビが本当に素晴らしく、その佇まいの存在感だけで画面に引き込まれる。例えば愛についてのセリフも陳腐に聞こえそうなものだが、意外に真摯に切実に聞こえて、胸がいっぱいになった。彼らの純粋さがヒリヒリ痛い。試合のシーンよりトレーニングのシーンがよかった。でんでんがユースケサンタマリアに、こんな老いぼれに居場所をくれてありがとうと例を言う姿、高橋和也の数々の変態ぶりの描写、その他、かろうじて生き抜いてきている大人たちの姿に、生きてくってタイヘン、それでもなんとか頑張って生きてくしかないんだとおもった。菅田将暉の相手役の子はスタイルがよく身体がすごく綺麗。顔はすごく特徴があり、劇画みたいだと思った。
と言う風に感想を書き連ねてきて、自殺防止フェスのくだりはまったく心に残っていないことに気づいた。157分は長くて途中トイレいってしまった。あのくだりはいらないので、120分くらいにしてほしい。
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