「テレフォン・パンチ」あゝ、荒野 前篇 たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
テレフォン・パンチ
特別な美しさや迫力のある画面では無いが、ロケーションや小道具がベタながらも生々しく、そこに役者のマイペースな演技が溶け込み、世界を構築している。
だが、画面や人間模様からは一昔前の匂いしかしない為、東日本大地震やドローンが浮いて見えた。
また、自殺防止フェスの件で幾らショッキングな展開を映そうが、キャラクターの掘り下げが出来ておらず、キャスティングや画面の熱量差も感じる為、ファイトシーンに冷や水を浴びせただけに思えた。
後半に期待する。
コメントする