劇場公開日 2016年12月1日

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「最後の展開は良いのか悪いのか」ブレア・ウィッチ MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5最後の展開は良いのか悪いのか

2018年7月6日
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本作はシリーズ第三作目になるが、前作、「ブレア・ウィッチ2」が振るわしく無かったことなどからかそちらは無かったことになっている。
失敗するわけにはいかない本作はアダム・ウィンガードを監督に迎えたというので安心していたが、どうやら良い部分と悪い部分が出て来てしまったように感じる。
いずれにせよ、怖さはかなりレベルアップした模様。金もかけているようで映像的な盛り上がりは格段にこちらの方が上だ。
魔女の「嫌がらせ」行為は第一作にも増して度を越してるレベルであり、昼間のシーンが多かった第一作とは対照的に、今回は夜が明けないという絶望的な状況に追い込まれる。恐怖表現もなかなか良く、思わずドキリとさせられることもしばしば。
しかし、後半になってやや不満が生じた。恐怖の源の存在がカメラに映ってしまうのだ。さながら「グレイヴ・エンカウンターズ2」ばりのバケモノがお披露目となる。
まぁ、久しぶりの正当続編という事で、これくらいのサプライズは必要かもしれないが、この映画は恐らく映らない方が良いのではないかと思ってならない。
新しい風を吹かすとしっくり来ず…全く同じようなことをするとそれじゃ意味無いとなる…いやはや、映画製作も大変である。

それか、下手にリメイクするなという警告なのだろうか。

Mina