島々清しゃ(しまじまかいしゃ)のレビュー・感想・評価
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安藤サクラさん目当てで観賞 子役の子の演技がうまくてびっくり 沖縄...
安藤サクラさん目当てで観賞 子役の子の演技がうまくてびっくり 沖縄の島のきれいすぎて泣けてくるほど透き通った海 そこに響く三線と沖縄民謡 そこまでは素晴らしいのだけど、いかんせん子役の子と安藤サクラの演技がずば抜けてうますぎる故に、演奏重視の配役のため、演技力の差が激しく、いまひとつ物語に入り込めない ところどころ、聞き取れない方言もしかり 何かすごくもったいない気になってしまった作品 音楽教師の闇を抱えて逃げてきた過去の状況や母親の娘と離れて暮らすことになったエピソードも薄く、父との別れをあそこまで悲しんだのも少し唐突な感じだし、娘への愛情も薄く、かわいそうな気がした 深いところが描ききれていない印象 女優二人と沖縄の景色は本当に素晴らしいだけに残念
話はありがち
だけど、安藤サクラ、山田真歩、渋川清彦、でんでん、好きな役者さんばかりで嬉しい。渋川清彦の沖縄弁新鮮笑 美しい風景と吹奏楽。もう少し大人同士の絡みが欲しいところだったけど、それぞれが自分と向き合い、成長していくということなのだろう。
心地いい
とても心地よくて、その心地よさに泣いた。 沖縄のある島。 耳がよすぎる少女うみ、あらゆる音が合ってない美しくないと耳を塞いでいる。 その島の学校の体育館で行われる小さな音楽鑑賞会の為にバイオリニスト(安藤サクラ)がやってくる。 2人の出逢いと2人を取り巻く環境、少しずつ何かが変わっていく。沖縄の歌と海、波の音がとても心地いい。 おそらく素人の方もいて決して演技が上手いとはいえないしセリフも棒読みなのに、その一言一言にも涙が出てきた。 人生、生きているだけで80点 耳を塞いでたら聞かなきゃいけないものも聞こえなくなる ふと訪れた旅先でとても良い時間を過ごしたような感覚。また行きたくなる…そんな映画。
日常に溢れている音への気づき、そして?
主人公のうみは周りの音に敏感で、自分に合わない音は拒絶してしまう。 東京からきたねえね先生が、東京は雑音が満ち溢れていると話す場面があった。 人は無意識のうちに、周りの音を自分の主観で選んでいる。だから雑音の中でも平気なんだと改めて思った。 そして、日常の出来事もそれと同じで、誰もが、たくさんの道から自分の意思で選んで生きているんだと。 あたり前のことを、沖縄の透明な海、波の音が 教えてくれた。 人生に正解なんてない。 あるのはそれぞれが選んだ結果だけだと。
いろんな音を感じてみよう
主人公の女の子は、とっても「音」に敏感。 ちょっとでも不快な音を感じると「チンナミ」狂ってる! と発狂してしまいます。 そのため、吹奏楽部のクラスメイトから嫌がられ、1人孤立しまうのです…。 そんなある時、東京から1人のバイオリニストがやってきます。 それが安藤サクラさん(笑) 彼女の奏でる音に心奪われた女の子は、バイオリンを通じて、周りの人の音楽を感じるられるように成長していきます。 耳が良いというのは、一見良いようでどても大変なこと。 いろんな音が聞こえてしまい、苦労することが多い少女の心は複雑です。 そんな特別な耳を島の人たちが温かく受け入れてくれる様子に感動しました。 音楽は音を一つに、島の人の心を一つにしてくれる魔法のように感じました。
俳優さんを使って欲しい・・・・
全体の評価が悪いが、鑑賞者の評価が良かったので観ました。 が、参った。 そりゃ地元の方の演奏は欲しいでしょうが、演技させるのは酷じゃないですか。 少し観るのが辛かったです。
沖縄の風土の美しさと人々の優しさが印象的
故新藤兼人氏のお孫さんの監督作であること、安藤サクラや伊東蒼、でんでんとも好きな俳優だったので観ました。沖縄の風土の美しさ、そこに暮らす人々の優しさがストレートに伝わってくる作品です。ラストの演奏シーンは心が震えました。特に伊東蒼さんの演技が良かった。
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