「根拠もなく威張り散らし、クソの役にもたたない親父に嫌悪感。それだけならまだしも・・・、」サバイバルファミリー 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
根拠もなく威張り散らし、クソの役にもたたない親父に嫌悪感。それだけならまだしも・・・、
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いやあ、びっくりして口が開いたまま立てなかった。
くだらねえ、と笑い飛ばすには面白いところがないし、
じゃあ泣けるかっていうと、全然切実さは伝わってこないし、
なるほど、って唸らされるかと期待したけど、なんのヒネリもない。
何カ月もかかってる割に髪が伸びてない、をはじめとしたディテールの拙さにイライラした。
設定もそう。
大阪からも高速で行けばよかったんじゃない?
須磨の水族館、ひと月近く魚は生きていたの?
てか、なんでちょうど「その」タイミングで水族館にいるの?
発煙筒の場面、川で倒れてた親父が蒸気機関車よりも先に行ってるっておかしいよね?
で、その機関車、鹿児島まで行っちゃうの?
岡山の田中さんちに御厄介になっていればよかったんじゃない?
てか、田中さん、結構かわいそうなんだけど。
キャラを含めた設定に一貫性がないし、電気がなくなったリアリティは陳腐だし、なんなんでしょう、この映画は。
今になって怒りがこみ上げてくるよ、駄作過ぎて。
せめて藤原紀香がナントカ水を勧めてきたら笑えたのに。
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