「打たれても負けない」幸せなひとりぼっち マッターホルン2さんの映画レビュー(感想・評価)
打たれても負けない
スウェーデンの映画は記憶にあるかぎり、優しいようで冷酷で、冷酷そうで優しいというなんとも人生の苦味甘味を写していて、単純にあー面白かったにはならいところが複雑な面白さ。
ものを大切にするのと同じように、人との繋がりも簡単には切り捨てない愛情があるのが素晴らしいなと思う。一方で、移民国家でもあるスウェーデンは、この映画に出てくるように、他文化からの優しさやお節介が混じって、うまいこといい文化が育まれているところもあるのだろう、し、育もうと努力しているのだろうな。人に優しくしようと思っても、この映画のイラン人の女性のように打たれても打たれても食いついていくガッツって日本の文化ではお節介といわれそうでできないことが多
いけど、頑張りたいなと思った。
それにしてももうちょい幸せな余韻に最後は浸らせて欲しかった。
子供は宝
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