「等身大ヒーロー。但し特殊能力無し」ミラージュ ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
等身大ヒーロー。但し特殊能力無し
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幼い頃の悲惨な体験からヒーローになってしまった人の話。
そもそもが悲惨。
○ストーリー
両親は強盗に殺され、弟は性的暴行を受けた。
おそらく守れなかった罪悪感から体を鍛えた兄。
たまたま強盗現場に遭遇した兄は過去を清算するかのように強盗に立ち向かい、住民を助ける。
その住民が偶然TVのリポーターだったことで大々的に世間に取り上げられることに。
それを見た精神疾患となっていた弟が、元気を出していたことでヒーロー活動を続けることに。
でも世間は甘くなく、リアルに大きな犯罪組織からは返り討ちに会い、TVの人気取りの為にも利用されるはめに。
それで一旦はヒーロー活動を中止したら弟がまた元気をなくした。
もう一度やり直そうと犯罪組織に挑み、見事壊滅させたが、自らも命を落とす(ように見えた)ことに。
ただし弟は初めて外出し、元気に体を鍛えていた。
人って何に突き動かされるか。
体験と想いから。
不器用なやり方かもしれないが、弟を想う兄の愛情が身に染みる。
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