劇場公開日 2017年5月20日

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「タタリ侍」たたら侍 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5タタリ侍

2018年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

島根県出雲の国を舞台にした時代劇。たたらの村の鋼作りの青年が「侍になりたい」と国を出たのはいいんだが、、、。
と言う御話。

たたらの村の設定や大体の映画のやりたい事は分かるんだけど、いかんせん少子抜けの所が多い。

害悪なのは脚本。
主人公の伍介の行動がホント「村の疫病神」みたいな設定になっているのが???である。

村を捨てて2日〜3日掛けて移動して何処か分からない信長の配下武将の軍に仕官するものの、味方の軍はあっけなく敗退。
最初の侍になる意味込みはどこへやら、そそくさと村に帰って来てしまう。(帰りは電車で帰ったかの様に早い)
鋼作りを放ったらかし、一度捨てた村の住民に話した第一声が「村の役に立ちたい。」

?と言葉の意味も分からないし、侍修行すらなっていないお前がどの面さげてその言葉が言えるのか?状態。
更に村が戦に巻き込まれてしまう。侍になりたいと途中世話になった商人(近所の様に直ぐに来る)がまた災難を持ってくるw

村バトルだって何したいんだか。語りたいんだか。
最後の主人公の言葉は「おまえが言うな💢」である。

宮崎アニメにて例を言わせて頂ければ主人公は「もののけ姫に出てくるタタリ神」に近い。

時代劇映画が流行った1950〜60年代でもこの脚本はやらないだろうと思われる無茶振り。
1人の馬鹿な村人が村に不公を招いた映画とすれば少しは面白く感じるかも?

EXILE軍団は今後映画館に何をもたらしてくれるのだろうか?
今後も変な意味で期待はします。(金は映画業界に落として下さい。拾う事は難しいでしょう。)

巫女雷男