ニワトリ★スターのレビュー・感想・評価
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支離滅裂な時間が長すぎる
成田凌と井浦新が出てるから、王様のブランチで推奨してた映画の前作だから観たのに、直視出来ないシーンが多すぎる。
麻薬、ヤクザ、殺人などのこの世の悪が、家庭内暴力に起因すると言いたかったのかも知れないけど、最後もなんだか・・・実在する人の話だったんですか?
疲れる映画
スタートからちょっと過激なシーンがあったり、なにこれ?っていう意味のわからない映像があったりするので、この映画自分には合わないかな〜と思ってしまう。が!!
そんなことはなかった。個人的には
あまり見たことのない映画で、面白かった。
井浦新が演じる草太、成田凌が演じる楽人。
どちらも東京に本当にいそうなくらいよかった。
どんな映画なのか、何も知らずに見たので
ぶっ飛んでる映画だなーと所々思ったが、
なんだかちゃんとまとまって、あれ?
いい話?感動系?!と驚かされる。
いつもバカをやって、お気楽に暮らしていた
草太と楽人。ヤクザに目をつけられ、
草太は大阪の実家に帰り、お好み焼き屋を手伝う。おとんとおかんがいて、お客さんが笑ってて、あ〜帰ってきてよかった、自分も笑えてる、幸せだって草太は思えた。
一方、楽人はどうだろう。
月海と再開して、月海の子どもとも仲良くなって、3人で一緒にいると、あ〜幸せだなって思えたかな?
バカやって過ごしていた日々が、
草太と楽人の絆を強くした。
楽人が「帰るところがない」って言ったシーン。
ふたりでお好み焼き屋でもやるのかな?と思ったが、最後は悲しい結末で終わった。
具合悪くなる模写
人が怖いや気持ち悪いと思わせる模写を描くのはうまいなと思いましたが、結果的に全体的に気持ち悪くなる映画でした。
LiLiCoさんが冒頭で体を張っていましたがそれを活かせてるとは思えませんでした。
何を伝えたい作品だったのか、裏社会のゲスさだけを見せる作品だったのでしょうか。
ラストで、楽人が死んでしまい、悲しいシーンが描かれていましたがなんだか結果的によくわかりませんでした。
って思いながら見ていました。
ですが楽人の過去の話をラストに入れ込んで来て、少しわかるものがありましたが、冒頭のくずっぷりから一変した姿に、グッときました。
最後まで見ないとわからない作品ですが
最後まで見る所に行くまでに見苦しいシーンだらけでした。
俳優さん方の演技力は良かったです。
ラスト月行っちゃうんかーい!!でした笑
劇場で見たくない映画
井浦新と成田凌のイケメン2人を見る映画。
しかし…
内容がアングラでグロ過ぎ。
チャラい2人から一転、楽人の転落ぶりにハラハラ。
まさかの無差別殺人犯⁉︎
展開が行き当たりばったりで素人映画だ。
後半の楽人と月海のなんかいい話的な感じや、病死した楽人と月海の結婚式だとか…月海の息子が成長し、サッカー選手になったり、草太が月に行くって…
夢ですか?
一気に冷めるわ!
イケメンの無駄使いだ。
まとまりがない映画
個人的には最初のコメディーを最後までやって欲しかった。
ヤクザを出してきてバイオレンスになったり、そのヤクザ共は訳わかんねー展開で急に死ぬし。最後は涙を誘うヒューマンドラマな感じでストーリーにまとまりがない。
あんまり面白いとは思えなかったが、途中のアニメーションはなんか好きかも。好みが別れそうな映画だと思う。
宇宙とお好み焼き
人間とは思えない人間がいる でもこれも人間 こんな残虐な世界があることに目を覆っていたいと思ったけれど 次の日、現実社会でも警察官が刺されたことをニュースが伝えていたし 私自身は手で蚊を叩いて広げた掌にぺしゃんこになった蚊と血が付いていて それが当たり前のように小さな残骸を眺めてしまっていたわけで 殺してるよね···平然と 災いから上手く逃れても思ってもないトコ(病)から刺客は訪れて自分の力ではどうしようもないことは世の中に溢れてる つい最近 父の一周忌があった 思い出すのは何故か幼い頃のことが多く背の高い広い背中をとても頼もしく見上げていた ふとした時に思う もう いないんだと··· 後悔の念でいっぱいだ 「太陽の流す血が夕焼けとなり冷たく死んだ太陽が月になる 」デパートの屋上で たそがれる草太 夕焼けの赤い色が自分の身体の中にも流れていることを感じ共鳴していたのだろう 人間も宇宙の一部なのだから 時として風、山、海、雨や光など自然の中に溶け込んでる自分に気づく 生と死は真逆にある 繋がってる等など言われてるけれど原作を読んで死を内包したまま生きていることを強く感じた そんな風に思ったことなかったのに 絶対に抜け出せないシステムそれが「死」 黒い鶏と化した楽人も月海と太陽にとっては青い鶏(幸せの象徴)であり思い出と共に二人の心の中で羽ばたき続けてる 今はまだこちら側にいて 彼方の宇宙までは行けなくても君がそこ(心の中の投影)にいてくれたらそれでいい そう 楽人はニワトリ星に行ってしまったんだ ニワトリって君が思うよりも 飛べるんだよ 胸に灯した小さな明かりを糧に ★かったものは「希望」なの 如何なる時も人は希望と共にあらんことを ところどころに挿し込まれた風景がクッションとなり重たい場面からふっと解放される 色の持つ力も加わり 若葉と蝉の死骸(抜け殻?) 赤い紅葉 カラフルな傘の数だけある人間模様 言葉でなく視覚的に伝わってくる これは映画ならでは文字ではできない ところどころ印象的に流れるピアノは轟く音との対比でどこまでも優しい アニメを映像に織り込むとリアルな映像だけよりもどんな効果があるのか考えてみました はじめアニメは夢の中の世界で使われていたと思うのですけど仮想現実(映像)の世界でも混ぜて使われると 信じられない程 残酷な場面にオブラートがかかったみたいで仮想現実(映像)と夢の中(アニメ)の狭間にいるような感覚に陥りました ルポルタージュ的としてでなくファンタジーとしてみせることに成功してると思います 神の男は人殺しでありつつも偶然に人を救っているというこの何とも奇妙な出来事 人間の神様って奴はなんてアバウトなんだろう でもこの時 ほんの少しだけ私にはこの殺人鬼が悪魔みたいな人間を成敗しにやって来た神様にも見えてしまったことを声を潜めて言っておきます 夢の中での出来事かと思いたくなるくらい悲惨すぎる場面 生々しい奇怪な世界が確実に存在しているという事実 仮想現実の話だけではない 明日になれば自分が殺人鬼になっている可能性だって捨てきれない 珍しく文庫本を読んでから観たので すんなりと解りやすく物語に入り込めました 秩序が保たれたような世界に暮らしてるけど 少し暗がりを覗き込むとそこには混沌とした世界の闇が広がっていて何も確かなモノは無いし 楽しいことばかりでもないし 信じるモノは何?自分がホンモノなのかも怪しい それでも世界は美しくて きっと人間だって美しく生きられる ホントにそうなのかな? このことについて考えると疑心暗鬼な思いが拭えない 人間らしいとは? 今日も 見上げた青空が眩しい どこか宗教チックなんですけど 人間とはこんなんやでと品ぶった世界に一石投じ 宇宙という壮大なテーマとお好み焼きに乗るくらいの幸せを天秤にかけ釣り合わせてしまった稀有な物語です 追記 2019. 8 .20 衝撃的な場面が強すぎて 草太と楽人の関係性はあまり私には響きませんでした
不快
成田凌、井浦新という大好きな俳優さんが共演ということで楽しみにして見に行きました。
ただ、得意でないバイオレンス系だったので、不安ではありました。
監督の自己満足の世界を長々と見せられ、とても不快。
バイオレンスでも意味のある深みのあるものだったら耐えられたでしょうが。不条理な世界を示している深さもないし、ただただ不快。
それでも成田凌と井浦新の演技のうまさはぴか一で、特に成田君は演じているというより東京の片隅で実際にいると錯覚しそうなぐらい。
特に屋上での二人のシーンは良かった。
あんな意味のないバイオレンスに時間を割くなら、年齢も環境もバラバラな二人の男の日常をもっと丁寧に描いてほしかった。
時間とお金の無駄遣いです。
勿体ない!
世界観とビジュアルと役者さんの演技は好きでしたが、期待していたほどの衝撃はありませんでした。
中盤までは結構ヒリヒリしたムードでカッコイイし、ヤクザ屋さんの描写もリアル過ぎない程度の怖さが丁度良いのかもしれません。
成田さんのキャラクターはセクシーで格好良く、ファイトクラブのブラピのようなカリスマ性がありました。
リリコさんの体を張った演技にそれほど必要性を感じませんが、映画好きのリリコさんがあそこまでやった事に意義があると思います。
ゲイバー?でのやり取りは、思わず吹き出してしまいました。 このくだりが一番リアルだった気がします。
全編通じて何よりも輝いていたのは、もう完全に鳥肌実!
映画としての斬新さという意味でも、彼の登場場面は必見!
完璧に変態なのに、あのタイミングであの演技! 変態がヒーローになりました。
ここまでは結構好きでしたが、主人公が病に蝕まれるお涙頂戴の流れに移行した瞬間に興ざめしてしまい、もうダメですね、後半の茶番は観ているのがやっとでした。
勿体ないなと思いました。
⭐️🌙
バイオレンス・ラブ・ファンタジー、まさにその通りだった。グロテスクなシーンは本当にリアルに痛くて、目を覆ってしまうこともあったがそれ以上にこの映画に引き込まれた。
成田凌さんも井浦新さんも演じている、というよりはじめから楽人と草太であるという感じでとても自然だった。特に楽人演じる成田さんの、言葉が詰まって出てこない演技は最高だった。草太との電話シーンや最後のメッセージのシーンは特に印象的。また、八田演じる津田寛治さんが恐怖すぎて、あのねちっとした怖さ、いやらしさがある意味最高だった。笑
回想の流し方や、夢のアニメーション、暴力シーンのアニメ?など映像の演出が不穏なシーンとのギャップになっていておもしろかった。
エンドロール後のアニメのサッカー少年になったてぃだが高良健吾さんでびっくり。
バイオレンス★ラブ★ファンタジー
お葬式と結婚式が一緒になった集まりのシーンがなんとも言えない不思議な感じでした。
生きてるって、贅沢ですね。
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