ボインのお宿 熟女大宴会!のレビュー・感想・評価
全2件を表示
うちらのサイズ、ワゴンセールにないんだからね!
長女の純子が女将、三女真由美が仲居をつとめているさびれた旅館・浜屋。写真家志望の青年・ケンちゃんは純子と関係を持ち、宿の手伝いをしながらずるずると長期滞在。そこへ20年前に家を出ていった次女の真由美が帰ってくる。険悪な雰囲気もあったが、そこへ珍しく一人の男が宿泊することになった。大島と名乗るその男は自殺志願者だったのだ・・・
昭和の雰囲気漂うピンク映画。お色気と笑い。最後はほのぼの。熟女のタイトル通り、アラフォー3人の物語。ちょっと笑いのツボを外しているのもご愛敬だ。次女と三女がぽっちゃりタイプのせいか、妙にアットホームなところも素敵だ。
大蔵映画の路線は日活ロマンポルノと違い、濡れ場も少なく安心して見れるのもいい。低予算なのはわかってるし、50人の団体客の姿を見せない工夫は微笑ましくもあった。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
ピンク映画の王道的作品
クリックして本文を読む
もはやピンク映画界においてなくてはならないベテラン監督。加藤義一氏によるまさに王道ピンク!
泣き笑いとプログラムピクチャーの要素を十分に盛り込み。更にお色気も盛り込んだ定食風な映画である。
主人公が熟女のみというのも、今のピンク映画には珍しい。そんなピンクユーザーの年齢層の胸をド直球で貫く技は素晴らしいのひとこと。
新手のピンク映画も悪くはないが、3本のうちに1本はこんな作品もなければならないというまさに典型的な気軽に鑑賞できる娯楽映画である。
全2件を表示