「卑怯な原作」銀魂　ちみちゃんがさんの映画レビュー（感想・評価）

原作者や監督含めた周囲の大人の事情なんて関係なくて、受けようが滑ろうが作中のキャラクターがネタに出来て美味しいって言う卑怯な作品です。

この映画ではなく、銀魂という作品についての意見ですが
一見邪道も邪道、面白けりゃ何でも良いだろ、という作風に見えて
芯に込められた魂がチラりと見えるのがギャップを産む作品です。
不良が優しい事したらめっちゃ良い奴に見える的な奴。
安心院さんが銀さんを表していたら何て言ってたかな。

映画についてですが、何も考えずに見たら良いです。
演技凄い人も駄目な人もいます。かっこいい人や滑ってる人もいます。
でもなー、これ、こういうもんだからなーって思わちゃうのが実に卑怯。
アクションシーンや神楽が可愛いのは誰でも大丈夫な出来。
アクション、ここ最近ではかなりカッコイイ方かも。
アニメっぽい感じ、では終わらないレベルだと思います。
神楽ちゃんは滅茶苦茶可愛いですが、もっと野性的な人の方が適役な気もします。でも、凄い頑張り、びっくりします。

メタなネタや誘い笑いが嫌いな人は絶対無理ってなる作品でも有りますし、邪道な雰囲気が嫌いな人も駄目かも。

原作に嫌悪感が無いなら、安心して観に行って良いです。
あと、見るなら劇場で見た方がいいです。
そんな感じでした。