「監督カラーの出た銀魂ワールド」銀魂 ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
監督カラーの出た銀魂ワールド
面白かった。印象に残った点を箇条書き。
・舞台設定の説明を必要最小限に留め、キャラ 説明等はバッサリ!な冒頭は潔くて良かった。銀魂知ってる人には不要だし、知らなくてもたぶんニュアンスでいける。
・ムシキングエピソードきたー!!紅桜編だけかと思ったのにこのエピソードを合わせてくるの嬉しいな。そして沖田くんの再現度高い!良い!
・銀さんは完全に小栗旬カラーだった。ソフトでマイルドな銀さんという印象。新八は菅田くんすげー役者だなって思った。醸し出されるなんともいえない童貞感。すごいよ!笑
神楽は橋本かんなちゃんが可愛い。あんな可愛い顔の子が問題発言、変顔、嘔吐シーン。振り切っていた。
定春はまさかのフルCG。違和感がすごいよ!!エリザベスとは違う違和感!
・ムロツヨシさんと佐藤二郎さんはまんま同監督作品のヨシヒコの空気。福田監督はアクションとかよりあーゆーシーンの方が好きで撮りたいのではなかろうか。笑
・菜々緒様はあーゆーキャラクター性強い登場人物うまいよね。美脚シーンも忘れない。製作陣GJ。鉄子役の早見あかりちゃんもぴったりだったな~。
兄者(ヤスケンさん)はモノローグまでうるせえええ!笑った。
・個人的にビジュアルはぴったりだったのに動くとイマイチだったのはお妙さん(凶悪さが足りない)と高杉(カリスマ性と狂気が足りず)。土方さんはツンツンっぷりと鬼っぷりが足りない。
・「でにいず」の店長とか新八にノリ突っ込みをダメ出しされた乗組員とかがチョイ役の役者さんが良い味だしてた。
・メタ発言と他作品パロは実写でも健在で楽しい。ガン○ムとかナ○シカとか大丈夫!?大丈夫なの!?
アクションシーンも多くて実写映画としての要素も満載、キャラクターもたくさん出てきたけど話もまとまってたし楽しかった。
原作、アニメ見てるから結末知ってたけど、どんな風に実写化してキャストはどうか、っていう観点で観るにも満足な作品。