劇場公開日 2017年1月14日

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「おもしろかったような,つまらなかったような…」本能寺ホテル おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5おもしろかったような,つまらなかったような…

2017年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

綾瀬はるか!堤真一!本能寺!「プリンセス トヨトミ」の再来か!という期待をもって見てきました。

・・・が,自分の期待とは異なる作品でした。主人公繭子と信長が,交流を重ねて互いに影響を受け,少しずつ変容していく様子は,丁寧に描かれていてよかったと思います。2人にとって,タイムスリップによる偶然の出会いは,意味のあるものだったと思えてきました。でも,タイムスリップによる歴史への干渉,通説への新解釈,現代への影響などを期待していた自分には,ちょっと物足りなかったです。

加えて,やたらとのんびりした(と自分には感じられた)映像表現やストーリー進行が眠気を誘い,中盤以降は断片的にしか記憶に残っていません。そんな中でも,近藤正臣さんの存在感ある演技,風間杜夫さん扮するホテル支配人の謎を秘めたような振る舞いは,見ている人に何かを期待させ,ひきつけるものがありました。でも,結局最後まで大きく絡むことなく残念でした。

というわけで,過度な期待と睡魔に負けたという自分勝手な理由で,低評価にしてしまいました。すみません。

それにしても,綾瀬はるかさんの衣装。絶対ねらってますよね?

おじゃる