東京喰種 トーキョーグールのレビュー・感想・評価
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日本映画の限界なら悲しい
※楽しく観た人にははすみません。こういう観客もいたよという事でお許しください。
原作は面白く読みました。
今回、主演2人は熱演だったと思います。
それだけに作品自体の雑さが気になりました。
原作ファンの人たちはこれで満足したんでしょうか?
原作に寄り添ったという意見もあるようですが脚本は
原作のあらすじに終始した内容な上にそもそもこの作品を
知っている前提のセリフや続編ありきの設定が多すぎに感じました。
撮影やセットも適当感が強く興ざめする瞬間が多々ありました。
たとえば、、
子供のグールが喰種捜査官に見つかったシーンが昼なのに
追い詰められた河原では夜になってたり(夜まで追いかけっこ?)
喰種捜査官の捜査室が建物の廊下の端にガラス張りで設置されて
いて国家的な機密を捜査してるイメージがなかったり。。。
撮影の失敗というよりは作り手側に余裕がなく客観的に見れば
すぐ気付くような事が全く拾えない状況だった感がひしひし
伝わってきて残念ながら白けます。。
製作サイドが人気でファンの多い原作を前に「こんなの東京グール
じゃない」という評価(=興行収入)に怯えるのも凄くわかります。
でも「これはこれでいいんじゃない」と言わせるような挑戦をして
映画として上質な作品を目指して欲しかったです。
日本のエンタメ映画にまだ期待している観客の一人として
エールを送るつもりであえて個人的な想いをレビューと
させていただきました。
原作通りで良かった
実写化するとオリジナリティーを加えたりすることが多いですがトーキョーグールに関しては原作通りで良かったです。
金木研役の窪田正孝さんの演技が金木そのまんまで、金木にあそこまで寄せられるのはすごいです。(冷蔵庫の中にある食べ物を食べて吐き出すシーンは特にリアルでした)
CGを感じさせないアクションシーンばかりでとても良かったです。
グロいのは苦手ですが。
漫画は観ていませんが、アニメで少し観ていました。
実写化と聞いた時は、驚きました。この世界観(喰べるシーンや戦闘シーン)はどうするのかと。
しかし、今の時代そんな心配はしなくてもいい程、綺麗に出来上がった作品だと思います。
(寄生獣の時も思いました。)
内容は、アニメとそこまで変わらず設定されていたので良かったです。
配役がとても合っていると思いました。
窪田さんの演技力には、ドラマ"デスノート"でも感じましたが、それ以上のものが観れて凄い方だと思いました。(もともとファンなので良くにしか見れませんが。)
エンディングの曲はとても素晴らしかったです。
後半で音が変わる部分があるのですが、
金木くんの心情に合わさったように感じられました。
ここで、自分自信も心が揺さぶられました。
実写化して良かったのでは
実写化を機にこの作品を知りファンになりました。漫画原作だし実際には存在していない喰種をリアルに感じる事が出来るのか、実際に自分の目で見るまでは想像が出来なかった。それがリゼに襲われるシーンを観て、カグネが思っていた以上にリアルで、しかも見事にリゼの恐ろしさが出ていて…メガネを捨てるシーンはまさにリゼだった…もうここからはスクリーンに魅入ってしまった。
そして、人を食べなければ生きられない苦しみも、観ていてリアルに伝わってきたのには驚いた。俳優陣の演技力の高さが全体を引っ張っていくというか。特に主演の窪田くんと清水さん、ひよりちゃん、大泉さんが凄かったです。顔が似てるのではなくて、その人そのものがいると感じられたのが良かった。
原作と変わった所はあったけれど、離れすぎる事もなく、原作を伝えたいという想いが溢れていたし、何よりも原作のもつ痛みや哀しみをリアルに感じられた事は、この作品を実写化した意味があったのではないかと思います。
確かにグロいシーンはあるけれど、トラウマになる程ではなかったです。逆にこのくらいはやらないとリアルには感じられなかったと思う。グロいのは痛みがあるからだし、生きていく事は綺麗ではない。見ていてそんな事を感じました。
原作を知らずに見た人には一度では分かりにくいし難しいかも知れません。グロいのが苦手な人には無理に観てとは言いません。だけど、この作品が描こうとしているのは現実の社会が抱えているものと変わりはない。とてもリアルな世界だと思う。
続編があるなら観てみたい。この作品はここからなんです。出来るなら白カネキまで…!
ダメでした。
人を食べなくては、生きられないテーマは、
寄生獣と、どう違うのかな?
背中から、触手が出てくるのは、なんで?
強くて、硬い体なんで?
対抗する武器が、物理的におかしくて、不思議。
役者は、頑張ってたと思う。
期待は裏切らなかった
赫子の動きやアクションシーンはとても良かったし、役者の演技も凄かった。
原作を読んでいても違和感はほとんどなく、ストーリーもしっかりしていたと思う。
また、よく見ると原作と同じ構図になっているシーンがいくつかあり、ファンにはたまらなかっただろう。
しかし個人的に気になったのが、ラストで金木が亜門と戦ったとき、名ゼリフである「僕を人殺しにしないでくれ」と言ったシーン。あそこは原作どうりの方が演出として良かったのではないかと思った。
だが、そこを除けば本当によくできた作品だと感じた。
葛藤
ゾンビやグールといった類は全く興味がなく、東京喰種という名は聞いたことがありましたが名前からいわゆるグールが出てくる作品なのかなと特に興味も湧かず過ごしてきました。
劇場予告を初めて観たときに窪田くんが主演だった事。
グールが想像してた姿と全然違うと思った事。
一番大きかったのは「BANKA」という主題歌。
何故だか私にはとても響く歌で以来、毎日の様に聴いてました。
そういう事もあって知識は皆無でしたが興味が湧き観にいってきました。
金木がグール化した後の腹を空かせた時の窪田くんの怪演や人を食べるか迷い葛藤してる姿が良かったです。
金木が暴走気味になるのはグールの本能なんだろうか?
リゼの影響なんだろうか?
はたまた金木の本質なんだろうか?
そこはよくわかりませんでしたが悩み苦しみながらも自分で答えを探して行く金木の姿は引き込まれる魅力がありました。
グールの能力も個性があってアクションもなかなか好きでした。
いつもお調子者役が多い大泉洋が冷徹で残忍な役を演じているのは、なかなか貴重だと思います。
こういう大泉さんをもっと観てみたいですね。
真戸は悪役の様な振る舞いでしたが指輪をしてたからきっと奥さんをグールに殺されたんだろうな。
食物連鎖の頂点に立つグール。
人しか食べられない故に生きる為に人を喰う。
なんで?いつから?グールが生まれたのか?
伝説的な扱いかと思っていたのですが世界観として一般人もグールの存在を知り、その為の対策組織も作られているというのは面白かったです。
人間もグールも、どちらの種族も生きようとしてるのだから何が正しいのかとても難しい。
唯一、珈琲は飲める様だが…珈琲豆をかじったりとかダメなのかな?ベジタリアン的な?
金木は半グールだから人の食べ物も受け付けられるのかと思ったけどグール成分の方が多いんですね。
芳村が金木に人とグールの両方に居られる存在だと言っていたけど、いまいち半グールとグールの違いがわかりませんでした。
グールだとあそこまで空腹に耐えられないということだろうか?
グールの空腹は人の比較にならないそうだが金木は何日食べなかったのだろうか…今も珈琲だけで生きてるのだろうか?
金木が言うようにあの世界は間違っていると思う。
クインケなんて物を作る暇があったら学者がグールの味覚構造を解明して人以外の食べ物を食べられる様にしたり。
人の肉を生命という形でなく食べ物として培養できる研究をした方がいいと思う。
眼のアップで始まり眼のアップで終わっていたのは印象的でした。
冒頭の金木は純粋に人間だけど何かこう無為な表情で、でも終わりはグールになったけど何か生きる目的を見出した様で未来をみつめてる、そんな表情に私には見えました。
最後に赤眼が元に戻っていたのは何故なんだろう?
亜門の肩をかじったから?
空腹に耐えられず遂に人の肉を食べたという表現なんだろうか?
原作は全く知りませんでしたが楽しめました。
続編もあったら観てみたいです。
俳優陣の演技は圧巻、だけど
よくも悪くも"まあ見れる作品"
ダメな実写化特有のちゃちさはない。
原作に忠実と言われると否、異なる箇所はわりとあった。
ストーリーの前後や、はしょりなどなど 。
細かい流れが違うこと自体はどちらでも良いが結果がこれでは改悪では?
漫画ではズシッと印象に残る言葉が映画の流れでは薄っぺらく感じる。
キャラクターの性格が違いすぎて余計に響かない。
カネキは本来の賢さが見えてこないしカネキの友達はただのバカな大学生に見える。聡くてめちゃくちゃいいヤツなのに。
俳優陣の演技は凄まじく引き込まれるが作品の雰囲気全体が重苦しくて終始暗い。
これは原作読まずに観た方が幸せ。
映画をみてこの世界好きだな!と感じたら4巻まで読んでみることをおすすめする。もっと読みたくなるから。
最後に、亜門の武器がどうみても肉の塊で笑った。それが1番印象に残ってる。
音楽に違和感はありつつも
何故に月山がいない!!très bienを聞きたいっ!!
などとは思っちゃいましたが、あと、リゼとの出会いのところですかね。
本当なら金木にヒデが「どの子だよ!?」と聞いて、「やめとけ、お前には無理だ」のやり取りが、何故か「デートに今日こそは誘え!!」となるとは…(笑)
と、ピエロの存在が無いことになっちゃうなぁ、あのリゼの潰れ方だと…
とか
ヒデがカネキに「知ってた。お前が喰種だって。」というシーンに繋がる、あんてぃくでヒデを寝かせておくシーンが吹っ飛んでたのは「えええええ?」と思ってしまいましたが…
それと、ニシキ先輩。
ニシキ先輩カップルが後々で重要になってくるのにー!とかもありましたが、やっぱり前後編とかに分けずに、一作品で終わらせるには、本作の内容は濃すぎたのかなぁ…。
亜門さんもそんな細くないでしょー!?って思ったりとか、あれ?先輩が居ないぞ?とか、出てくるキャストが減ってしまってるのは仕方ないのかなぁ…
でも、コレはコレで良かったとは思っていますが、是非とも続編を作って欲しいです。
勿論、ヤモリ追加で。
グロテスクだけど奥深い
原作は、無料配信で読んだので少し予備知識あります。ストーリーは、地味な大学生・金木が想いを寄せる女性・リゼに襲撃されたことで、「半喰種」として苦悩するという物。PG-12なので血の描写がバッチシあります。なので、グロ耐性があれば大丈夫だと思います。役者陣の熱演とアクションも見物です。
窪田正孝さん… 半喰種となった青年のもがきを丁寧に演じてます。ラストのバトルシーンは必見。
清水富美加さん… 冷たい感じの喰種を忠実に演じてます。「こんな体でどうやって正しく生きりゃいいんだよ!」と想いを漏らすシーンは、胸が締め付けられました。
鈴木伸之さん… 正義のために、執念をたぎらせる捜査官が似合ってます。「あなそれ」の不倫男とは正反対な熱演に感服しました。
蒼井優さん… 金木を喰種の世界に引き込むキーパーソンとして、怪演が光ってました。ほわんとした女性からサイコパスな喰種への豹変ぶりにゾッとしました。
大泉洋さん… コミカルなキャラクターのイメージが強かったので今回の役柄に驚きました。喰種を嫌うのは、大切な家族が彼らに殺されてしまったから。まさか、あんな結末を迎えるとは。
その他、脇役の皆さんの芝居が重厚でした。(長くなるので割愛します。)
人間とは何か考えさせられる内容でした。主題歌もサイコーです。
ぜひ、多くの方に観ていただきたいです。
ちなみにプレゼントのコースターは、リゼさんでした。
血
かなりグロかった。
まあ、人を喰う生物が主人公なので、致し方ないといえば致し方ない。
ガッチリ予算も組んであり、原作のネームバリューに負けないような世界観が組まれてる。映画自体は良い作品になってるのであろう…。
主役はトランスしとるし、狂気と平常の差が尋常じゃない。
ヒロインも悪を纏いながらも、ヒロイン然としてる。
アクションはあるし、情けもある。
ただ…
この原作の面白さが、俺には分からない。
この映画を通してみても、原作を読んでみようかなとの気にはならなかった。
主人公たちは虐げられてる訳じゃない。
社会的弱者とはまた違う。
出生を呪ったところで、仕方がなかろう。
人を喰う以上、彼等にすすんで食糧を提供するような人間はいなかろう。
なので喰種側には感情移入しにくい。
言動や主義はどうあれ、CCGがやってる事は間違いなく人類の為である。
…後味の悪い作品だった。
だが、おそらく、原作のファンには堪らないんじゃないかなあ。よく分かんないけど。
ディナーの前に見ると、彼女や彼氏に速攻嫌われる可能性のある作品。
佐々木希がなんで居るのかが、最大の謎だった。
なかなかの見応え!
序盤は割とスピード感悪目かなぁ…と思ってたけど、グールの母親が殺されたあたりからスピード感がアップしてきてなかなか見応え十分な作品だと思った。
配役も申し分ないように思うし、内容に則して重ための内容もいいと思った。
窪田くんの演技はやっぱり良すぎる、ラストの仮面をして片目と口しか見えない状況で人間とグールの狭間を演じられるのは凄いと思った。
出家はもったいなすぎると思った、続きが観たいのに〜w
カネキのコースター貰った!w
原作借りてきます。
アニメからハマって原作ファンになったので見てみたのですが、窪田さん...
アニメからハマって原作ファンになったので見てみたのですが、窪田さんが金木そのもので
わぁ…え…かねきだ…(ちょっと大人っぽい?)と初っ端から鼓動がドキドキうるさかったです。
その後も人間の食べ物が食べられなくなり吐き出すシーンは素晴らしく、思わず見入ってしまいます。
特に金木と亜門の戦闘シーンで金木がリゼに乗り移られるシーンの窪田さんのあの演技は現実に存在する人間とは思えませんでした…。
今思い返しても金木にしか見えない。
ああ、喰種ってこんな風になるんだ…と恐怖心と共にゾクゾクするなんとも言えない魅力を感じます。
アニメよりも喰種の恐さを植え付けられたのにはびっくりです。
トーカはあのツンツンの中に垣間見られる可愛い感じの印象があまりなかったのですが声の張り方がトーカそのものでびっくりしました。
ひなみちゃんはちょっとしっかりしすぎだった。笑 続編ではもうちょっとお茶目な感じにお願いしたいですね。
リゼはさすがでした。蒼井優さんのあの透き通った声での高笑いは恐ろしく、美しかった。
ヤモリとの事件で白カネキになるシーンではアニメや漫画だけでは表現できないリアルな金木が見れると思います。
実写化というと大切な部分が削られがちですが、今回は原作に忠実で安心しました。
2時間という短い時間なのでこれからが面白い展開なのに!!っていうとこで終わっちゃうので、原作ファンの方は物足りない感じがすると思います。笑
これは続編を期待するしかないですね。早く続きがみたい…!!!
コレジャナイ感
見ていて全然気持ちが揺れない。
例えば原作・アニメのリョーコが死ぬシーン、あれはその直前のヒナミを逃がすシーンが涙を誘うのであって、逃がしかたがかなり変更されてる映画じゃせっかく用意したハンカチも全然使わなかった。
あとは最後の亜門が真戸を発見して叫ぶシーン。あそこも泣くシーンなはずなんだけどな…
金木vs亜門でも何で金木がまともに戦ってんのか。金木がやられっぱなしで亜門にアピールするはずなのに…普通に戦ったら金木が半喰種として生きてく後のストーリーに繋がらない。そこら辺の喰種戦わせたって一緒。
監督はちゃんと原作読んでアニメ見てってしたのかな?
この実写化は個人的には100点です!
漫画の映画化については、マイナスイメージな人は多いと思います。
今年は、また一段と漫画からの映画化作品多いですしねぇ
非常に危惧してるのは鋼の錬金術師の映画化。。
そんな中・・
なかなかしっくりきました。
窪田さん=カネキ君は・・もう、はまり役でした
これほどにカネキ役がやれる役者はいないでしょうね
かなりの体当たり演技に感動して涙が出るほどです。
そして、キーポイントになるリゼさん。
蒼井優の真骨頂炸裂ですね
賛否両論ですが、個人的にはキチンと丁寧に描いてると思いました。
ジェイソンとか月島さんとかを登場させなかったあたりが、逆にいいと思いました。
他には・・
真戸さん役の大泉さんも、亜門役の鈴木さんも最初はなんとなく違和感あったけどすぐに馴染んだので・・作品の持つ力を感じましたね。
VFXに頼ることになるクインケと”かぐね”
いやぁ~ここまでの表現が出来ると十分ですよぉ~
イメージ通りです
続編も作ってほしいなぁ~と思いましたけど・・
清水富美加が・・無理だろうなぁ~
トーカちゃんいないと続編は成立しないだろうしなぁ~
いやぁ~8月の一発目の映画は「東京喰種」と「君の膵臓がたべたい」でもう、おなかいっぱいです!!
あと、洋二郎さんのソロプロジェクトの曲が主題歌なんですけど!
これが、作品世界にあってて凄くいいです!!
世界感がATフィールドを発動していた
窪田正孝くんのファンなのと、アニメも見ていたので…それでも期待を持たず行きました。
緩急が余り感じずカット割も少なく、良く言えば丁寧に作ってある作品でした。
グロいシーンも海外ドラマを見ている方なら、割と平気かも。
特に「柳生一族の陰謀」を近々に見ていいて、デジャヴ?と思ってしまいました。
人食に対する拒否反応が、DNAに刻まれているとしか。
及第点かな
原作のにわかファンです。
漫画やアニメを実写化した時に、実写の強みとして挙げられるのはやはりリアリティだと思います
その点ではこの映画はとてもよかった(CGのバトルシーンは除いてね)。
死体とか血とかかなりリアルで目を塞ぎたくなるようなシーンがいくつもあります。最初の15分くらいはもはやホラー映画です笑。
流れは原作(3巻まで)にほぼ忠実です。後半の方は金木が喰種側すぎるかなとは感じましたが、まぁそっちの方がバトルが激しくなって盛り上がるし、これでいいのかな。
全61件中、21~40件目を表示