東京喰種 トーキョーグールのレビュー・感想・評価
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美味しいって素晴らしい
冒頭とラストにもうちょっと演出があれば4にしてました。
原作1話の終わりをラストに持ってきても良かったかもしれない。続編作る気満々の様子だったし、あの、「それはきっと…悲劇だ」のセリフみたいなの入れても良かったかもしれない。OPも、もうちょっと音楽があっても良かったかも。映画の魅力の一つ、始まりと終わりがグッとくる演出がある方が私は好きなので。
役者陣はどこまでアクションやってたんでしょうか。カネキ君の回し蹴りとか、軸が素晴らしく綺麗でした。
グールになって食事を受け付けなくなって、食事の印象が一気に変わるのはナイス演出。ハンバーグも肉じゃがもすっごく不味そうに見えたのは役者の演技の賜物ですね。
この映画の見せ所、最後の戦闘シーンはトーカちゃんの翼が最高に良い感じで良かった。
テンションも上がるし、フードとマスクのカネキ君は漫画のカネキ君そのものって感じ。窪田さん、顔の形が似てるんだと思いますよ。
ただ、思った。私は、どうしても気になった。そう。亜門さんの武器が肉巻きおにぎり、もしくはバーベキューにしか見えない。
どうしても気になる。視界の端にチラつくこんがり焼けたお肉。すげえ!回る!!バームクーヘン作る機械みたい!!!
別に悪い訳じゃないけど、1度思ってしまったらどうしても気になる。悔しい。
あとヒナミちゃんがデカすぎて違和感。あの歳までいったらさすがにもっと考えて行動できるはず。いくらグールにせよ、年齢のギャップは見てて辛い。もう少し幼い子、もしくは子供っぽい子をキャスティングするべきだったと思う。
想像を遥かに超えたクオリティ
最初に予告を見た段階からかなり期待していたのですが、想像していたものより遥かに高いクオリティで驚きました!
クインケ、赫子など実写での再現が難しいと思っていましたが素晴らしい出来で、戦闘シーンは圧巻でした!
更にストーリーも大切な部分はしっかり原作に忠実に再現してましたし、上手くまとまっていたと思います
窪田さん演じる金木も清水富美加さん演じるトーカちゃんもイメージ通りでとても良かったと思いました!
続編を観たいと思える、そんな映画でした!
続編熱望!
原作を読んでなくても分かる内容だと思うし、正直アニメの実写化なんてと期待してなかったのですが驚きました。
リアルすぎて思わず目をそらしたくなる場面がありましたが、それだけ原作の世界観を忠実に再現しているということだと思います。
特に窪田くんの迫真の演技は本当に素晴らしくて、私の中では間違いなく最優秀主演男優賞です。
ホラーとか苦手な人には厳しいと思いますが、それでも見る価値はあると思います。
また、主題歌も素晴らしく声と歌詞が胸に迫るものがありました。
原作ではこれからが面白くなるので、ぜひ続編を見たいです!
原作のテイストが昇華されている
窪田正孝さんが演じる金木研の、人間と喰種のハザマで葛藤するところや、喰種として覚醒して身体能力が高まっていくところは、窪田さんの演技とアクションが素晴らしく、この作品の主演はこの人でないと、と思わせるものでした。清水富美加さんのトーカもイメージに忠実で良かったです。
迷ってる位なら見ておいて損は無し!
①昨今の実写映画の多さに嫌気がさしている
②人喰なんて見れる気がしない
③原作がオンリーワンでナンバーワンだから見てがっかりしたくない
なんて人多いのではないでしょうか?
そんな理由で見ることを躊躇ってる人は、迷ってる時間がある位ならまず見て!と声を大にして言いたい映画。
かくいう私も①②③該当していた一人です。
もちろん賛否両論あると思います。(どんな映画もそうですが。)
でもこの映画は見て良かったと思えました。
映像、音楽、演技が全て良く、東京喰種という世界観が見事に出来上がっていました。
特に役者さん達の演技が尋常じゃない!
普通ならどんな映画でも残念なお芝居の方いらっしゃるのが常ですが、この映画に限っては主要人物に誰一人いません。
むしろその役そのもので生きている。
特に窪田正孝が圧巻。悲痛に叫ぶばかりでなく、繊細なお芝居もお見事でした。いや、凄いです。彼のお芝居だけでも見る価値あるかも。もちろん映画全体が素晴らしいのですが。
とにもかくにも続編が見たい!!!
続きを観たい!!!
理不尽な運命に苦しみもがく主人公の青年とともに、喰種の存在する世界にぐっと引き込まれていき、あっという間の2時間でした。
深く重いテーマでありますが、エンディングは清々しく素晴らしかったです。観た後も不思議な余韻が残ります。
初長編映画挑戦の監督ですがアメリカの大学で勉強制作されてきたため映像のセンスがよく、必然性のあるSFXでアクションも素晴らしく、世界観がとても丁寧に描かれていると思います。
かなり原作に誠実に寄り添った作品となっており、俳優陣の演技もアクションも見応えありました。
このあとのストーリーが大きな山場なので、早く続きが観たい気持ちです!
ダークファンタジーでありながら、人間とは?自分とは?と問いかけられる深い作品でした。
大人の方にも、一人でも多くの方にぜひ映画館で楽しんで欲しいと思います。
悪くはないけど
原作未読。
たいていの映画とは逆で、人間に狩られる生き物の視点に立った作品なので、その点、印象が強い。悪くはないと思う。
ただ、「寄生獣」で見たような戦闘シーンはいまいち。
うーん ネタバレにならずに感想を書くのは難しい作品だ。
一つ言えるのは、万人に受ける作品ではない。
原作に寄り添うストーリー、役者の熱演は凄い!
原作は最新刊まで読破済みです。
(原作に寄り添うストーリー)
原作の『東京喰種』全14巻、続編にあたる『東京喰種re:』は既刊12巻のうち、映画は『東京喰種』の3巻までの内容です。実際の物語としてはまだ序盤で盛り上がるのはこれからなのですが、無理な大幅改変をせず、改変した部分も原作の世界観を損なわないように丁寧に作られていて好感が持てました。その分血が流れるシーンや喰種が人を食べるシーンも誤魔化さず描かれています。確かに苦手な人はダメかもしれませんが、物語の本質とは違う部分なので私は気になりませんでした。
(キャストの熱演が凄い)
まずは、蒼井優の淑女からの変わりようが凄いです。あんな蒼井優は観たことがありません。
清水富美加も、人間を食べる事に罪悪感を持ちながらそれでも生きていく喰種の悲しさや切なさを見事に体現しています。Sっぷりもなかなか良いです。
鈴木伸之もカッコイイです。自身の正義に一直線な亜門がハマっています。
他のキャストも良かったですが、やはり一番は窪田正孝の金木。童貞感溢れる序盤のデートシーンのキョドりっぷりから、人しか食べられない半喰種になってしまった苦悩と葛藤、そして最後の戦いでは言葉を失う程の姿を見せてくれます。彼のアクションもなかなか凄いです。
マトリックスシリーズを手がけたドン・ディヴィスの音楽も、こだわられた効果音も作品に花を添えています。
難点を上げるとしたら、物語は原作の序盤部分で終わってしまっているのでやや物足りない感じがします。ざっくり言えば人間と喰種の「生存」と「正義」をかけた戦いなのですが、そこの問題自体は解決しません。(原作でも答えはでていません。)だからこそ、もっと続編が観てみたいと思います。
好みが分かれる作品だとは思いますが、暗そうだから、グロそうだからという理由で観ないのは勿体ないと思います。マンガの実写化としては間違いなく成功だと思います。原作好き、ダークファンタジー好き、ヒューマンドラマ好き、出演俳優に好きな人がいるなら、オススメです。
とても素敵な映画でしたよ!
グロいのは苦手…なので恐る恐る観たのですが、確かにグロい部分はあるのですが、全体的に映像がとても美しく…
そして、全体に流れているテーマのひとつは「愛」だと感じました。なので、恐れていたような、嫌なグロさは感じませんでした。それ自体を楽しむようなものではなく、物語の為に必要な表現でした。
劇中に登場する人物達それぞれの、誰かへの愛。
それと、作品創りにかかわった様々な人達の、作品に対する愛もとても感じられました。とても丁寧に優しく創られていると感じました。
喰種と人間、なんとか平和に共存出来ないものかなぁ、と観た日からずっと考えてしまいます。どちらも愛しい存在。そう思わせてくれる映画でした。
キャスト陣も凄かったです。みんなハマってる!!
特に主演の窪田正孝さんは、窪田さんだということを忘れて、完全に「金木研」という青年だと思って観ていた気がします…
半喰種になってしまい、嘆きながらも成長、進化していく様…時に、何かに支配されながら…もう、凄まじかったです。ゾクゾクしました。どの場面も声が素敵。頭から離れません。
原作の事を考えると、まだまだ序章なので、絶対に続きが観たいです!!このキャストで、東京喰種の世界をもっともっと味わいたい!!!ウタさんもヨモさんもニシキもあれだけでは寂しいです!
カネキくんも、まだまだこれからがっ…!!!!!
残念ながら、清水富美加さんのトーカちゃんは、もう観られないのかな…演じていた時の彼女は、絶対に嫌々ではなく、一年前のインタビュー通り、命懸けで臨んでくれていたと信じています。
実写化して良かったのでは
実写化を機にこの作品を知りファンになりました。漫画原作だし実際には存在していない喰種をリアルに感じる事が出来るのか、実際に自分の目で見るまでは想像が出来なかった。それがリゼに襲われるシーンを観て、カグネが思っていた以上にリアルで、しかも見事にリゼの恐ろしさが出ていて…メガネを捨てるシーンはまさにリゼだった…もうここからはスクリーンに魅入ってしまった。
そして、人を食べなければ生きられない苦しみも、観ていてリアルに伝わってきたのには驚いた。俳優陣の演技力の高さが全体を引っ張っていくというか。特に主演の窪田くんと清水さん、ひよりちゃん、大泉さんが凄かったです。顔が似てるのではなくて、その人そのものがいると感じられたのが良かった。
原作と変わった所はあったけれど、離れすぎる事もなく、原作を伝えたいという想いが溢れていたし、何よりも原作のもつ痛みや哀しみをリアルに感じられた事は、この作品を実写化した意味があったのではないかと思います。
確かにグロいシーンはあるけれど、トラウマになる程ではなかったです。逆にこのくらいはやらないとリアルには感じられなかったと思う。グロいのは痛みがあるからだし、生きていく事は綺麗ではない。見ていてそんな事を感じました。
原作を知らずに見た人には一度では分かりにくいし難しいかも知れません。グロいのが苦手な人には無理に観てとは言いません。だけど、この作品が描こうとしているのは現実の社会が抱えているものと変わりはない。とてもリアルな世界だと思う。
続編があるなら観てみたい。この作品はここからなんです。出来るなら白カネキまで…!
共存の道。
原作もなにも知らない状態での観賞である。
カネキ(窪田正孝)があこがれの女性リゼ(蒼井優)とのデートにこぎつけるが、リゼはグールであり、カネキは彼女に食べられそうになるが、間一髪助かる、が、リゼの内蔵を移植されたカネキは半グールとして生きていかなければならない。
このあたりで、カネキ本人が、自分の体はどうなってしまったのだろう、と思うあたりから物語のテンポが目に見えて落ちてくる。ただ、この間の窪田正孝の芝居は見応えがあった。
グールを駆逐しようとする組織CCGが登場することによって、また物語は停滞する。早く激突しろよと思いながら観ていた。
萩原健太郎監督は健闘していたと思う。
題材とうまく噛み合えば、化ける可能性を秘めている。
思ったよりいい
ただグロテスクな印象ばかりが残るかと思ったら、そうでもない。日本人らしい哲学的な問いを投げかけている。大人にもお勧めの内容ではないかと思う。
アニメは少し見たが、それに忠実に描いてあるようだ。窪田正孝の演技がやはり光る。
ダメでした。
人を食べなくては、生きられないテーマは、
寄生獣と、どう違うのかな?
背中から、触手が出てくるのは、なんで?
強くて、硬い体なんで?
対抗する武器が、物理的におかしくて、不思議。
役者は、頑張ってたと思う。
良作です
原作は最新巻まで読了済です。
前情報でキャストを見た時は少し不安がありました。まず俳優さんの顔がキャラと似ても似つかないですし…。ですがどの俳優さんもちゃんとそのキャラを演じて下さっていて感動しました、単純に似せようとしてくださってる事が嬉しかったです!顔じゃなく、演技でそのキャラになっていました。
普段のカネキがちょっとキモオタにしすぎかなと感じましたが、狂っている時の演技はもう流石としか言いようがないです。窪田さんはやはり凄い演技力ですね。
カネキの私服がちゃんとカネキらしい(ほぼ一緒)。顎を触るクセもちゃんと再現されています!「ねぇ」の一連の場面がカットされていましたが、あの顔の角度は他の場面で使われていました。
西尾戦、亜門戦、印象的なセリフなどなど改変されている箇所はたくさんあります。ですが、出来る限り原作をなぞってくれています。改変も不自然にはなっていない。尺の問題で薄味にはなっていますが、それは仕方ないでしょう。
開発に関わった方々には感謝しかないです。是非とも続編をやってほしい、できれば無印の最後まで…。望みは薄いですが。
期待は裏切らなかった
赫子の動きやアクションシーンはとても良かったし、役者の演技も凄かった。
原作を読んでいても違和感はほとんどなく、ストーリーもしっかりしていたと思う。
また、よく見ると原作と同じ構図になっているシーンがいくつかあり、ファンにはたまらなかっただろう。
しかし個人的に気になったのが、ラストで金木が亜門と戦ったとき、名ゼリフである「僕を人殺しにしないでくれ」と言ったシーン。あそこは原作どうりの方が演出として良かったのではないかと思った。
だが、そこを除けば本当によくできた作品だと感じた。
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