「窪田正孝くんの正しい使い方」東京喰種 トーキョーグール 凛さんの映画レビュー(感想・評価)
窪田正孝くんの正しい使い方
人を補食する喰種の臓器を図らずも移植され、半喰種になってしまうカネキ(窪田正孝)
人の食べるものが食べられず、吐いてしまう。突然のことに苦悩し悶絶するカネキ。
喰種を根絶やしにしようとする人達がいる。
人と喰種どちらの気持ちも分かるカネキは、悩んだ末に喰種の味方をすることになる。
人を補食というと寄生獣を思い浮かべるが、寄生獣を倒そうとしたミギー達とは逆の立場。
人が食物連鎖の一番上にいる世界を疑問に思わせるような、喰種なりの食糧事情。
バトルシーンはVFXが少し粗いかなと思うけれど、迫力満点。
窪田正孝と鈴木伸之のアクションは見応えあり。
窪田正孝の追い詰められて、歪んでいく様、狂気じみた行動など、魅力を引き出す使い方を心得てるなと。
演技力の高さがリアリティをストーリーに持たせる。
原作はまだ続いているらしいので、続編もあるのかな。
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