はらはらなのか。のレビュー・感想・評価
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よかった
歌と音楽がとてもよかった。劇場で見た甲斐があった。
物語が展開し始めるまでがとても長くて、ちょっと飽きた。
変態カメラマンが一番面白かった。カメラを壊して逃げるところもよかった。手ぶらで逃げてきていたが、荷物や服はあの後どうしたのだろう。
最終的にお芝居がドラマのクライマックスであるかと思ったら全然なかった。あれだけ練習していたのでちょっとは見たかった。
うるうるなのか
すごく綺麗な作品でした。一人の女の子の心の成長が見れる作品になっているのに、実は周りの大人たちも同時に成長していることがすごくわかりやすかったです。作中においても様々な要素に観客の目がいくようになっていて、その一つ一つの小さな要素が普通の映画なら一番最後につながるのてどきどき突拍子もないつながり方で終わることがありますが、この映画は少しずつ繋げていくので徐々につながり、つながりが増えてある程度大きなつながりごとが最後に綺麗なとても大きなつながりになるので途中から涙が止まりませんでした。でもそれだけ綺麗な作品になっているのはキャストの皆さんの純粋なお芝居を届けたいという作品のなかでも大きなテーマになっていることがしっかりと表現されていて、また酒井監督のもつ世界観をいまの出来る限りのキャスト、技術等で表現されているからだと思いました。
上映している劇場は決して多くないのでなかなか観ることができない方もいるとは思いますが、遠くまで足を運ぶ価値はあるし、二回、三回とどんどん面白くなる作品ではないかと思いました!
おじちゃんが泣ける映画
何だか久しぶりに元気をもらえた気がする映画です、
夢なら覚めないでと思ってしまう、家族と仲間といろんな葛藤が入り乱れ、最後には泣ける!泣いた後に元気になっている!監督さん、出演者の方々、凄くいい感じで撮影したんだろうと思います。
応援したくなる映画
10代半ば。
この年頃の少女は時に夢と現実の境界が消えてしまうらしい。
めくるめく成功と惨めな失敗とそうした日々の中にある。地方の街で父と2人暮しの娘・ナノカが、亡き母がかつて演じた舞台のヒロイン役のオーディションに挑戦する。
眠っていると現れるもう1人の自分と、母の思い出が形になったかのような喫茶店の女主人。
三人が手を携えて、翔び立つ日に向かう。
酒井監督が住んでいる街も近くにありそうな、ファンタジックなミュージカル!
痛々しさと小さいが強い自立の芽。
周辺の登場人物と一緒になって
がんばれ!と励ましたくなる。
高校生の孫と行けばよかった
ミュージカルで描く少女の成長劇
感動しました。。
夢を持っている人は誰でもぶつかる壁と、子を持つ父の葛藤がよく描けていて素晴らしかったです。
ミュージカルシーンも圧巻であり、かなりの高揚感がありました。劇場の大画面で観れて良かったです。
ストーリーも音楽も満足できました!
女優 原菜乃華の今後に期待させる作品
女優であったお母さんを早くに亡くし、お父さんと二人暮らしのナノカが主人公の作品。子役であるナノカは中学生になり、子役から女優へのステップアップが難しい中で、お母さんの出ていた舞台の再演と子役のオーディションの話をお父さんに持ちかけるが断られて家出してしまう。
家出をした先の喫茶店の店主に助けられ、舞台出演が決定するが、その店主は母が舞台をしていたときの子役であった。ナノカが運命的な出会いに導かれながら、過渡期である中学生を通じ大人の、女優としての階段を登っていく作品です。
中学生という正に思春期かつ反抗期という多感な時期の役を見事演じきった原菜乃華さんの今後に期待してしまう作品でした。途中モデル募集という甘言に騙され怪しい撮影所から逃げ出す場面での泣きの演技やお母さんの存在に気付くシーンでは胸に迫るものがあり、素晴らしかったです。
同時にこの作品に欠かせないのが、松井玲奈さん演じる喫茶店の店主で、亡き母に代わり、ナノカを支える母性溢れるお芝居は非常に魅力的でした。
作中に出てくる演劇は実在するようで、是非見たかったなと思いました。女優 原菜乃華の今後に期待させられる1本です。
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