劇場公開日 2017年8月26日

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幼な子われらに生まれのレビュー・感想・評価

全71件中、21~40件目を表示

3.0それぞれ。

2018年8月26日
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私は離婚もしていないし、子連れで再婚もしていない。から、ほんとのところはよくわからない。けど、「それぞれ」の娘の気持ち、奥さんの気持ち、そして、旦那さまの気持ち、わからなくはない。ただ、目の前の家族を大切にしよう。って、なんか、思った。

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ほんとのこと。

4.0親も子供に評価されている。

2018年7月20日
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南沙良さんの演技目的で見ました。
素晴らしかった。

そりゃ、問題が生じるだろ…という狭い家庭で必死に抵抗する女の子とどうにか宥めようとする親の気味の悪い愛情の作品。

上手くいくわけないのに親がこういう行動に出るのはちょっと理解し難いが、親も人間。実際にはありふれた話なんだろうなと思うと震える。

崩壊間近の家庭環境を知りつつ、また壊すわけにもいかないと分かっている微妙な女の子を南沙良が演じている。もう主人公だろう。

子供がいながら不倫する親に見てほしい映画。久々に震えた。

ただ、非常に疲れる。夜勤の後に見るべき映画ではない笑

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ちゃーるすとん

2.5イラつく

2018年6月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

難しい

子を持つ親として、心に染み入るような感動を期待していたが、
それはあっさりと裏切られた。
浅野忠信のことは、そこそこは理解できる。
だが、妻やその上の連れ子には心底イラつく。
妻の元夫なんて、論外の外!
実の娘や下の連れ子には心動くものはあるが、
感情移入できるのはそこだけ。

最後に急転直下、良さげな方向に展開するが、
取って付けた感ありありでむしろ鼻白んでしまう。

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みみず

3.5胸が苦しいけど素晴らしい

2018年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

とても良かった。
心情や場の緊張感を現すようなカメラワークに胸が苦しくなったけど、こうやって捉えれば良いのかと勉強になった。

突っ込み要素がないくらい完璧だと思うし、とてもリアルだった。
子役の子の演技も自然だったし、
あたふたする浅野忠信も、一見頼りないように見えてガタついてる家族を支えてるお父さんも良かったし、
何と言っても田中麗奈がめちゃくちゃ良かった。子どもに対して怒鳴る所なんか演技を超えていたと思う。

自分に子連れ再婚は無理だなと思ったけど、自分がこの立場ならどうしようかとドキドキしたし、娘を持つ親として、小6になったらこんなに怖い視線を向けて来るのかとゾッとした。
長生きしようと思った。

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奥嶋ひろまさ

3.0ゼロへのクライマックス

2018年3月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

前半からだらしが無い、子持ち再婚の親が描かれている。

主人公の浅野忠信の父親もキチンと説明しなくだらしが無い。
パパじゃない!本当のパパに会いたいと再婚相手の娘に言われる事は承知で再婚しろよ!と。
再婚相手の嫁、田中麗奈も子供2人連れて来て経済負担がかかるにも関わらず、専業主婦で3人目を産もうとしている。しかも今の娘問題は浅野に任せっきり。口出しせず。

覚悟の無い生活がどんなものか。簡単に考え過ぎ。
過去にも逃げて、現在からも逃げて。
親として、夫婦として互いに向き合う事も忘れて。
後半までマイナスが多い作品である。

これ観るなら、子供の件で冒頭から向き合った福山雅治主演「そして父になる」の方がまだいい。と思う人もいるだろう。

何故こんな描き方?と思う理由は最後に待っていた。

ほんとクライマックスがこの家族の本当のゼロからのスタートラインなんだろうなと感じた。
これが無かったら私的には星0.5でしたね。
無いわけが無いのですが。

イライラ、眠たくなるかも知れませんが、親の方は是非どうぞ。

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巫女雷男

4.0子供と再婚の難しさ

2018年3月22日
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鑑賞方法:映画館

子供のいる親同士の再婚。
こういう家庭は今増えているのであろう。
それとともに起こりうる子供と新しい親との関係。
無垢で明るい次女に対して、わがままを言って困らせる長女に、もうちょっと大人になれよ、と言いたくなるが子供なのである。
次女も年月が経つと同じようになるかもしれない。
暴力を振るわれた実の親に会いたいと言い出すが、結局待ち合わせ場所には行かなかった。
本当に会いたいわけではなかった。ただ、今の親にどこまで甘えて良いのかわからず、苦しんでいただけなのである。
なかなか良い映画でした。

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とも

3.0まあまあ

2018年3月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

上映館が少なくDVDで鑑賞。ほぼ原作通りだったが、やはり文学作品だけあって地味な印象は免れないが、まあまあ良く出来ていたのではないかな。子役たちも比較的良くやっていたが、別れた妻役の寺島しのぶはちょっと無理があったかな、田中麗奈並の美人女優を持ってこないことにはバランスが取れてなかった。

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kohei1813

3.5家族の在り方

2018年3月20日
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子供の心情がリアルに描かれていて、子役の演技もうまかった。
ドンピシャな家庭の経験がある人には、共感できる部分が多いのでは。
私はまさにそのドンピシャな1人で、義父に対しての態度を反省したりました。苦笑…
だけど、それだけ当たり前に世界中どこでも起こっていることだと思う。
それでも、それぞれにもがきながら少しずつ変わっていく個々の心情が、セリフとか景色を使って表していて、2時間引き込まれました。
自分の人生だけど、自然と自分のためだけに生き続けているわけではなくなってくるし、大切な人と一緒にどうやって生きていくのか、大切に思っている人とその周りの人たちとどうやって関わっていくのか。
自分の人生にも反映させて考えられるような映画でした。

ただ、そういう経験のない人には、理解しにくい部分もあるかもしれません。

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ひかる

4.5われら の意味

2018年3月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

家族と気持ちのつながり。血は繋がっていても形にならない家族、形になる家族。登場人物は皆歪んでいて、皆善人。それぞれに共感する部分がある。そう思わせる脚本と演出が素晴らしい。

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いつこ

5.0血の繋がりってなんだろうと考えさせられる映画

2018年3月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

父親と娘って母親と娘以上に難しい関係性なのかもしれない。
父親って血が繋がっていなければ、思春期の女の子にとって見れば、嫌な他人の男の人になってしまう。

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七星 亜李

1.5浅野

2018年3月5日
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忠信はあいかわらずスリルがあって、スリルというのは暴力装置なんだけど、絶妙。田中麗奈がすっぴんな感じで、あきらかに良い。お姉ちゃんも上手だし、脚本も良い。けど、決定的に画が弱い。演技にしか興味なさそうな演出。

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pigeyes

4.0つぎはぎの家族。つなぎ目は自分たち次第で。

2017年12月28日
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鑑賞方法:映画館

バツイチ同士の再婚夫婦の間に授かった新たな命。
今の妻の連れである娘と血縁関係のある娘の間に揺れる父。
遠い記憶にいる本当の父親と今育ててくれる父親の間に揺れる娘。
多方面から描く重松清原作のヒューマンドラマ。

大人の都合に理解したフリをするのと
大人の都合を理解できないフリをするのはどちらも正しい家族のあり方なんだろうと思う。
子供ながらにきっと抱く複雑な感情をしっかり見つめていた作品でした。

「理由は聞くけれど、気持ちを気にしてくれたことはない」
これが一番グッとくるセリフ。
夫婦とは言え、親とは言え結局は不完全。
その穴を繋ぎ合わせる工夫をしないと関係は継続できないんですよね。

ぐっと抑えたトーンの一作。
現代的で統一感のある集合住宅。殺風景な住宅街を彩るのはいろんな家庭毎に灯る明り。
きちんと正装してくるダメお父さん。くどかんがいい味でした。

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yuki

3.5現代家族の葛藤を描写

2017年11月3日
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鑑賞方法:映画館

バツイチ同士の家族はもう珍しくないので、本作のような連れ子の問題はもはや十分社会性のあるテーマなのかも知れませんね。出演者皆さん良かったですが、特に父親(浅野忠信)はちょっとカッコよすぎた面はありますが、なかなか良い味出していたように感じました。ただ連れ子・薫の継父への反抗は結局上手く決着できたのか、私には最後まで良く分かりませんでした(感度が鈍くて済みません)。

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ホワイトベア

4.0現実味のある作品

2017年10月31日
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鑑賞方法:映画館

「理由は聞くくせに気持ちは聞かない」この言葉が強く印象に残った。現代ではよくあるような家庭事情を描いた作品で、静寂の中に現実味がありスクリーンに引き込まれた。父と母と娘それぞれの立場で気持ちが絶妙に描写されている。特に娘3人の動揺する気持ちが痛いほど伝わってきた。そして実娘を想う二人の父の気持ちにも心が揺れた。腐っても親子は親子なのか…深い。
2017-145

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隣組

3.0良い映画

2017年10月19日
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西宮名塩の斜行エレベーターで撮影したそうです!でも、舞台は関東ですよねぇ?なぜに⁉︎

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stoneage

3.0難しい問題

2017年10月14日
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二組のステップファミリーの問題を描いた重松清らしいストーリー。たぶんこれがリアルなんだろうなあ、というほど、重い!とにかく重い!簡単にハッピーエンドじゃないのが妙にリアル。

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mz

4.0脚本がうまい

2017年9月24日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに浅野忠信いいと思った。
初めて田中麗奈いいと思った。
子どもたちも、みんな良かった。
演出なんだろうな、やっぱり監督すごいです。
何も解決しない、でも希望がある
すごくいい本。

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wakame

2.5狭い範囲の人々にとっては、響く映画かな。

2017年9月19日
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もつれたときほど厄介な家族。

離婚された方。
離婚後、子持ちの方と再婚された方。
両親のどちらかが腹違いで、その親のもとに新たな兄弟姉妹が生まれたという方。
再婚の両親の間に生まれたという方。
などなど、そういう方々にとっては、ピンポイントで響く映画なのだと思います。
それぞれの立場で考えることができました。

重松清の本は全部読んでいたつもりでいたのですが、この映画が公開されることを知り、まだ読んでいない本があったということで、公開前に急いで読みました。

浅野忠信さんのダメ親ぶり、田中麗奈さんのバカ母ぶり等々、役者はいい味を出していました。
脇を固める役者の方々もよかったです。

原作既読の方にとっては物足りなさが残ると思います。
やっぱり映画は小説に勝てない。
ですが、この映画が最初の出会いという方にとっては、結構切ない映画になっていると思います。

※重松清原作の映画で、私がいちばん好きなのは『青い鳥』です。

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ハクタカ

4.0余韻から抜け出せない映画

2017年9月17日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。

派手な事件は起こらない。
淡々と、だが丁寧に気持ちを積み重ねていく描写。
余韻からなかなか抜け出せない作品だった。

血の繋がった父娘と、繋がらない父娘。
家族という形態を取っているのは、後者。
父親として関わる子供が全て「娘」という点に、この映画の面白さがあると思う。
妻、元妻、継娘、娘、そして実母まで。
主人公を追い詰めていく存在は全て「女性」である。

「理由は聞いても気持ちは聞かない」
元妻は、そんな主人公に愛想を尽かした。
だが、それが悪い事だろうか。それこそが男女の違いであり、歩み寄らなければならない部分なのだと思う。

女性は愛する人に、「理解して欲しい」と思う。
男性は愛する人が迷っている時、解決してやろうと手を差し伸べる。
愛情の表し方に違いがあるだけで、質量は変わらない。
その事に気付かず、男女はすれ違っていく。
妻とも、娘とも。(そして恐らく、母親とも)

もし主人公に一人でも息子がいたら、どうなっていただろう。
そんな思いを抱きながら見続けた。
だからこそ、この家族の続きが見たいと思った。

妻の元夫に発せられた「どうして結婚したのか」という問いはもちろん、
主人公自身に向けられたものであり、観客にも投げかけられた言葉だろう。

結婚している人、していない人。これからする人、挫折した人。
それぞれに、様々な思いを抱きながら観ることの出来る映画だと思う。

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hanse

3.5いわゆる大人の都合

2017年9月13日
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鑑賞方法:映画館

浅野と宮藤、田中とという真逆の人物、丁寧に積み重ねているストーリーです。結局は最後鑑賞している人に結果は任せています。

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びわ湖のこーちゃん
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