「思いがけない面白さ」忍びの国 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
思いがけない面白さ
時代劇というよりは、新感覚娯楽アクション劇な要素も。
それもすべて”忍び”マジック。
「伊賀を守るのは、銭は誰が払うのじゃ?」。
なんてリアルな話。金くれるんだったら、やってもいいけどって(笑)。
主人公・無門も稼がないと、妻お国に追い出されそうな気配。
前半は隣国伊勢の当主・北畠具教(國村隼さんが、めちゃシブイ)と織田信雄の話が時代劇展開。無門に至っては登場場面も少ないし、フラフラしてるしな。どうよ。
後半からが合戦で、見ごたえ出てきました。
無門のシーンは、音楽も合わさって。粋なダンス風な戦いに見えました。
こういうのも、まあありかなと。
あんなに風来坊な無門が、戦いを経て迫力満点になっていく様。
悲しい性の忍びゆえ、いろんな背負ったものが悲しい。
伊賀の上層部にたてつくシーンは、圧巻でした。
主演大野君もよかったですが、適役の伊勢谷友介さん。馬に乗って戦うう様なんかは、似合ってましたね。こっち方面でも行けそうですよ。
サブキャラもいろんな俳優さんが出ていて、豪華でした。
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