「セカンドラン希望」忍びの国 Mさんの映画レビュー(感想・評価)
セカンドラン希望
8日で公開終了の場所が多くて、映画館で観なければ後悔する作品だとレビューを読んで思ったから朝の6時に起きて滑り込みで観に行きました…(余談)…
原作は未読だけど、レビューや予告やプロモーションなどでだいたいの内容とかストーリーは把握済みで期待大!での鑑賞。
無門をはじめとする伊賀の忍びたちが観ていて爽快感を与えてくれた。私の趣味が悪いのかもしれないけど、笑っちゃうような表情で次々と人を殺めて「銭だ銭が出るぞ」とワラワラと出てくる忍びが本当に最高でした!
伊賀一の忍びの無門は常に猫背でやる気の無さそうな態度で、でも銭が出ると知れば表情を変えて驚くような身体能力を見せ付けてくる。そんな無門を演じている大野智に何も違和感を感じないのはやはり大野智と無門に似ているところがあるからなのかな。「大野智すごい…」と思ってる暇もなく無門に圧巻でした。
前半戦ではヘラヘラしていた無門が後半戦では人が変わったような表情と声で、瞬きすらまともに出来なかった。
怒鳴る無門の一言一言に涙が止まらず、お国との愛に胸が張り裂けそうで、決してハッピーエンドな話じゃなくても最後にはいい涙が流せるような、そんな思いでした。
私の言葉では表しきれないからとりあえずセカンドラン希望です。終了間際で、朝だと言うのに席埋まってましたよ。まだまだこれからじゃないですか。私も忍びの国の術にかけられたかな〜〜でも、、日本中がこの術にかかるべきだと思う。
いかに生きる環境によって人が変わるのかを身をもって知るべきだと…無門のように。
そして、最後に主題歌「つなぐ」
長く響く透き通るような声で歌う 大野智 にやられます。
俳優大野智としてもアイドル大野智としても魅せてくれる作品でした。