劇場公開日 2017年7月1日

「最高でした」忍びの国 はなちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高でした

2017年7月21日
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泣ける

笑える

興奮

時代劇が苦手なのですが最初から持ってかれました。川での一騎討ちラストのお国との別れ感動でした。主人も絶賛してました。
もう一度見たいと思います。

はなち
O-CHANさんのコメント
2017年7月22日

全体のストーリーのまとまり、つまり完成度にこだわると、見逃してしまう。

そのクライマックスが、あの2つの場面だと確信します。

誰が考えたのか、初めは忍びの間の戯言程度だったのかもしれない。
それが、少しずつ意味を持ち始めて・・・あんな残酷なゲームになってしまう。
人間の本能は怖い。

「川」は、それを見事に表現している。
他の演技にはNGをださなかった監督が、何度も撮り直したこだわりがわかります。

圧倒されるよりも、涙が止まらなくなって・・・怖くて?それとも、死を覚悟して必死に戦っている平兵衛を見るのが辛くて?・・・涙の意味もわからなくて、目をそらして剣がはじき合いこすれ合いする音だけ(他はたぶん無音で、息遣いくらいは聞こえたのかな?)を聞いているのが辛く長く感じるほどでした。

最初の編集では、もっと長いシーンだったのが短くされたらしいです。
私のように気の弱い?人には、酷だという理由みたいです。

永遠のゼロや他にも戦争の映画はかなり見ていますが、
戦闘シーンでこんな感情になったことはないかもしれない。永遠のゼロにもなかった。

この場面は、語り継がれる価値のある「戦い」の名場面のひとつになると思います。

O-CHAN