劇場公開日 2017年7月1日

「もう一度観てみたいと思わせる映画」忍びの国 桜の葉さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0もう一度観てみたいと思わせる映画

2017年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

大野智のアクションを観ようと思って鑑賞に行きました。
でも、アクションもさることながら、ストーリーもとても良かった。キャストみんながはまり役なんじゃないかというくらいに、しっくりきた。
侍と違った忍者のありようがまず最初にわかって、いきなりびっくり。主人公無門の強さをいきなりまざまざと知らされるんだけど、かと思えば、妻のお国には頭が上がらないというキャラクターがかっこよくも可愛くてツボる。

終盤のアクションは、武士同士の戦いよりも至近距離って感じで緊迫感が高くてドキドキハラハラ。記事でこれをほぼほぼスタントなしで演じたと読んで、それを考えるに更に驚きが隠せない。
このアクションを観にもう一度劇場に足を運びたいなぁ、と思う。

そしてまさか、この映画を見て泣くと思ってなかったので、ちょっと自分でもびっくりした。大野君の演技、とっても良かったと思う。

アクションだけじゃなく、現代に向けたメッセージを感じて、ただただ面白いとか、ただただかっこいいとかじゃなく、得るものがある感じがして、映画から何かを感じ取ることができるのって良いなぁ、と思った。

映画館で上映中にもう一度観に行きたいし、可能なら、原作を読んでさらにもう一度と観に行ってみたい。

桜の葉