幸せになるための5秒間のレビュー・感想・評価
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幸せは自殺から…?
マーティン。TVの人気司会者だったが、未成年の少女と関係を持ってしまい、裁判で服役となり、仕事も家族も何もかも失う事に。
モーリーン。愛する息子が余命僅かで、その悲しみを受け入れられない。
ジェス。一見明るく奔放な性格だが、政治家の父親との関係に悩む。
JJ。バンド活動が上手くいかず、加えて末期のガン。
そんな4人が大晦日の夜、自殺しようとビルの屋上で偶然出会って…。
となると、話は大体予想付く。
バレンタインまで一旦自殺は延期。
自殺まで思い立ったどん底から、再び自分の人生を見つめ直す。
芽生える4人の自殺から始まった不思議な交流。
確かにハートフルなイギリス製ヒューマン・コメディなのだが…、
TV番組に出演して有名になったり、4人で旅行に出掛けたり、何だか途中から人生を楽しんでいるような…? 本当に自殺しようとしてたの…?
モーリーン、ジェス、JJの3人は自殺しようとした理由は分からんでもないが、マーティンが全てを失ったのは自業自得では…?
せっかくピアース・ブロスナン、トニ・コレットら豪華俳優が揃いながら…。
4人の内一人が嘘を付いていたり、関係が悪化するなどの展開になるが、話に特に捻りナシ。予定調和。
自殺について考えさせたり、人生再出発ストーリーとしても、響くものは無かった。
ドン底から始めたらハッピーになるしかない
ニック・ホーンビィ原作「A Long Way Down」の映画化。パッケージソフトが発売されていないので、アマゾンビデオでレンタル。
大晦日の夜、偶然自殺しようと集まった4人、地位も性別も年齢も境遇も全く違う。
本来なら一人で旅立ったはずが、アクシデントが重なった事で他人を見つめる心の余裕が出来、とりあえずバレンタインまで自殺を思い止まる誓いを立てる…
原作は全て登場人物4人の独白でストーリーが進む構成。
映画は一人一人にスポットを当てつつ、コメディタッチで4人の関係を描いている。
ドン底まで追い詰められた心の変化が、観ていてホッとします。
ヘビーな気持ちになりそうな時思い出したい作品。
自殺志願者4人の交流を描くハートフルコメディ
大晦日の夜自殺志願者がビルの屋上で偶然出会い、バレンタインデーまでは自殺しないと誓約書に署名することから始まるハートフルコメディ。
泣いて笑いたいときにちょうどいい映画。
大晦日の夜に自殺しようと思ってビルの屋上にやってきたら、次から次へ...
大晦日の夜に自殺しようと思ってビルの屋上にやってきたら、次から次へと自殺希望者が現れ、合計四人となり、自殺する気が失せてしまう。
浮気相手が未成年だったニュースキャスター、障害を持った息子の看護につかれた母親、男にふられただけのわがまま女子、ガンで希望を失った男。
深刻な話を笑い飛ばして前向きに生きていこう、という感じ。
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