幸せになるための5秒間 解説 大みそかの夜に同じ場所で自殺しようとした4人の男女の奇妙な交流を、5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン、「シックス・センス」のトニ・コレット、「マイ・ファニー・レディ」のイモージェン・プーツら豪華キャストで描いたイギリス製ヒューマンコメディ。「アバウト・ア・ボーイ」などの人気作家ニック・ホーンビィの小説「ア・ロング・ウェイ・ダウン」を原作に、「バツイチは恋のはじまり」のフランス人監督パスカル・ショメイユが映画化した。未成年の少女と不倫したために仕事も家族も失ったテレビ司会者マーティンは、大みそかに飛び降り自殺をしようと高層ビルの屋上を訪れる。ところがそこで、同じように飛び降り自殺をしにやって来た3人の男女と鉢合わせしてしまう。4人はひとまずバレンタインデーまで自殺を延期する約束を交わすが……。
2014年製作/96分/イギリス・ドイツ合作 原題:A Long Way Down
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2020年3月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
マーティン。TVの人気司会者だったが、未成年の少女と関係を持ってしまい、裁判で服役となり、仕事も家族も何もかも失う事に。 モーリーン。愛する息子が余命僅かで、その悲しみを受け入れられない。 ジェス。一見明るく奔放な性格だが、政治家の父親との関係に悩む。 JJ。バンド活動が上手くいかず、加えて末期のガン。 そんな4人が大晦日の夜、自殺しようとビルの屋上で偶然出会って…。 となると、話は大体予想付く。 バレンタインまで一旦自殺は延期。 自殺まで思い立ったどん底から、再び自分の人生を見つめ直す。 芽生える4人の自殺から始まった不思議な交流。 確かにハートフルなイギリス製ヒューマン・コメディなのだが…、 TV番組に出演して有名になったり、4人で旅行に出掛けたり、何だか途中から人生を楽しんでいるような…? 本当に自殺しようとしてたの…? モーリーン、ジェス、JJの3人は自殺しようとした理由は分からんでもないが、マーティンが全てを失ったのは自業自得では…? せっかくピアース・ブロスナン、トニ・コレットら豪華俳優が揃いながら…。 4人の内一人が嘘を付いていたり、関係が悪化するなどの展開になるが、話に特に捻りナシ。予定調和。 自殺について考えさせたり、人生再出発ストーリーとしても、響くものは無かった。
2018年12月29日
iPhoneアプリから投稿
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自殺しようとした4人が偶然鉢合わせ。 とりあえずバレンタインまでは生きていようと4人で誓約書を交わし、次第にチームになって行く話。 5秒間とは、ゴールデンゲートブリッジから飛び降りて奇跡的に助かった人が、 落ちる5秒間に「人生でやり直せないのは今やったことだけ」の5秒間。 自殺する人もやり直しを考えられたらいいな。
ニック・ホーンビィ原作「A Long Way Down」の映画化。パッケージソフトが発売されていないので、アマゾンビデオでレンタル。 大晦日の夜、偶然自殺しようと集まった4人、地位も性別も年齢も境遇も全く違う。 本来なら一人で旅立ったはずが、アクシデントが重なった事で他人を見つめる心の余裕が出来、とりあえずバレンタインまで自殺を思い止まる誓いを立てる… 原作は全て登場人物4人の独白でストーリーが進む構成。 映画は一人一人にスポットを当てつつ、コメディタッチで4人の関係を描いている。 ドン底まで追い詰められた心の変化が、観ていてホッとします。 ヘビーな気持ちになりそうな時思い出したい作品。
2018年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
大晦日の夜自殺志願者がビルの屋上で偶然出会い、バレンタインデーまでは自殺しないと誓約書に署名することから始まるハートフルコメディ。 泣いて笑いたいときにちょうどいい映画。