ザ・タイガーキッド 旅立ちの鉄拳のレビュー・感想・評価
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試練の旅
ストーリーは分かりやすく、アクションは見応えあり。雑魚相手に無双するのも良いし、タイマンもレベル高い。
特にタイマンではヤヤン・ルヒアンとのシラット対決があって良かったし、ラスボス兄弟?はパンチ主体の兄とキック主体の弟って感じで個性があって良かった。
不満を上げるならヤヤン・ルヒアンの死ぬシーンが微妙だったことかな。
別に敗北したとこを見られた訳じゃないのにエレベーターのドア開いた瞬間蜂の巣にされるのはちょっと納得できない。ボスからそういう命令あったっけ?
アクションに関しては冒頭で使ってたカランビットみたいなナイフを戦闘で使うシーンがなかったことかな。
記念すべきデビュー作!
あの ザ・レイド シリーズの監督やスタッフ、出演しているインドネシア出身の俳優や女優の方々の記念すべきデビュー作品です。
たまたま ザ・レイド という映画を観た後にこの映画を知りました。
基本的にアクション映画ですが、インドネシア独特の風景や世界観も堪能できます。
ストーリーもシンプルで分かりやすい。
個人的には、後に世界中の誰もが驚くアクション映画史に残る ザ・レイド 等といったインドネシア産バイオレンスアクション映画への架け橋を渡っているかのように感じさせられる映画だった。
荒削りな演出ながら流麗なシラットが堪能できる痛快な小品
『ザ・レイド』でアクション映画史に新たな1ページを加えたイコ・ウワイス主演作。インドネシアの片田舎の青年ユダは格闘技シラットを究めたと認められ、村の通過儀礼メランタウに従い修行のためジャカルタに向かう。街でシラットを教えるつもりでいたユダだったが、孤児の姉弟をチンピラから助けたことから彼女らを餌食にする人身売買組織と戦うことになる。
『ザ・レイド』の前の作品ゆえアクションシークェンスはまだ荒削りですが、それでもハイテンションで流麗なシラットはたっぷり堪能できますし、とんでもない高さから落下しながら顔面を強打したり等命知らずのスタントがてんこ盛り。ここからインドネシア産バイオレンスが研ぎ澄まされていくのだなという血生臭い香りを嗅いだ気がします。
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