アイ・アム・キューブリック!のレビュー・感想・評価
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昔ながらではの詐欺師はエレガンス
今の映画では味わえない情報の無さをググってどこまでも優雅にエグくてグロいけど、犯罪者として扱っていない愛されキャラが当時の映画には許される。マルコビッチの魅力がたっぷりと味わえる映画だと思う。 この魅力を理解できれば、だけれども。
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『2001年宇宙の旅』のコンピュータ・ハルはゲイだった?
新作は『3001年宇宙の旅』、主役はジョン・マルコヴィッチ! 次々と騙されていく人を見ると、可哀そうでもあり、詐欺がうまくいくことに爽快感も・・・それほど大きな被害がなかったのが幸いなのだろうか。金額のみならず、騙されたことが恥ずかしいため訴え出る人がほとんどいないことがアラン・コンウェイを助長した。そんな彼も勉強不足のためか、すぐに見破られることも・・・それがまた愉快だったりする。 最後には精神病院に入り訴追を逃れる。そして1998年に他界、その3か月後に本物のキューブリック氏も死去というのが興味深いところだ。
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