「☆☆☆ 出会う男すべて狂わせる…と言いつつも、たかだか狭い範囲の数...」奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆ 出会う男すべて狂わせる…と言いつつも、たかだか狭い範囲の数...
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出会う男すべて狂わせる…と言いつつも、たかだか狭い範囲の数人だったりします。
実は画面に映らないとこまでは、数多くの男か狂わされているんだ…と言われたら。まあ返す言葉もありません。
大体この女が、どんな目的を持ち男達の心を持て遊んでいるのかがサッパリ分からず…。
「それが子猫ちゃんなんだよ!」…と、これも言われそうですけどね。
でも原作は未読ですが。無類の奥田民生好き=オシャレとは無縁なダサい男の代表と位置付け。女にモテたい(やりたい)一新のこのダサダサ男だが。この美女と知り合う事で、社会の荒波を揉まれ。いかにしてイケてる大人として出世して行く…のかを描いた、立身出世物語として観るべきなんでしょうね。
彼女の存在が彼を一流にしてくれた…と。
流石に大根仁と言うべきか。R指定にならないギリギリのところを攻めつつ、男の欲望を奮い立たせ様とする画面作りに苦心しているのが分かる。
基本色気がそれ程無い水原希子を、(当社比)これだけエロつぽく魅せられたらそう言わざるを得ない。
と!褒めつつ?ハッキリ言って面白かったのは、安藤サクラの怪演の部分によるところ大ですかね。
雑誌編集あるあるも、多少は楽しく見ましたが。これまでにも、映画やドラマでよく見られる部分でも有りますし、新鮮味は無かった…かと。
ところで、吉そばよりも小諸そばやゆで太郎の方がハッキリ言って美味しいと思うぞ!
(2017年9月17日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/スクリーン1)
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